見出し画像

12・26 有明アリーナ

 翌日の一夜明け会見も想定しての2日間、早朝バイトはお休み。臨戦態勢を整えて会場へ。いつもは新橋→豊洲→新豊洲という経路だが、今回は大崎→国際展示場というルートを取った。が、やっぱりやらかした。
 もちろんGoogleマップをちらちらと見つつ(50mおきに当然立ち止まって笑)歩いたが、「大通り、大通り……」という頭の中のつぶやきが優って、気がついたら東京ビッグサイトに着いてしまった。どおりで人っ子一人いないわけだ。
 そこから東京臨海広域防災公園の広大な敷地をぐるりと回り込んで、ようやく見慣れた景色を目にすることができた。おそらく30分くらいロス。トータル1時間近く、会場に着くまでうろうろしていたという次第だ。

いつもの定位置の壁際視点。ここがいちばん見やすいのだけれども…

 今回はTHE BOXERSで申請したが、フリー記者の身。記者席はもちろんなく、普段はアリーナの壁際に立っての観戦だが、今回から警備員のチェックが厳しくなり、出入り口付近の柵のところ(※トップ画像)もNG。いずれも他の方の観戦にも通行にも邪魔にならぬポジションだが、「立見は一切ダメ」とのことなので、しかたなくプレスルームのモニター観戦と相成った。プレスパスをいただけるだけ、ありがたいと思うしかない、のかな。。。

 坂間叶夢(ワールドスポーツ)は骨のあるジョン・ポール・ガブニラス(フィリピン)を5回2分35秒TKO。レフェリーのストップはちょっと早かったかな。
 武居由樹(大橋)はマリオ・ディアス(メキシコ)をナチュラルなフェイントからの左ボディアッパー一撃でKO(2回2分23秒)。
 平岡アンディ(大橋)はセバスチャン・ディアス(メキシコ)とのサウスポー同士の一戦に5回1分7秒TKO勝ちしたが、まっすぐ下がる“悪癖”がとても目についた。
 セミファイナルの日本バンタム級タイトルマッチ&モンスタートーナメント決勝は、予想をはるかに超えた大熱戦、大激戦。穴口一輝(真正)の上手さ、嫌らしさが堤聖也(角海老宝石)のメカニズムを狂わせるが、すっかり“覚悟”と“決断力”の人となった堤が、4度のダウンを奪って94対92×2、95対91の3-0判定勝利。しかし、ダウンを奪った回はいずれも10-9とされてもおかしくない内容だった。
 この試合の事前展望をボクサーズに書いたが、穴口の勝利パターンに堤がハマってしまった感。それでも勝ち切ったのは本当に凄いことだが、それはこの試合の“勝負”についてまで。堤本人、そして石原雄太トレーナーの話を聴いてみたい。
 ダメージ濃厚の穴口は、とにかくゆっくりと回復させてほしい。

 メインについてはボクサーズに書いたので、そちらにぜひ目を通していただきたい。


試合後会見

 帰りは加茂佳子さん、杉園昌之さんと一緒に国際展示場駅まで歩いたので、迷子にならずにすんだ。→大崎→品川という経路で東海道線最終に。
1:00 小田原着。買い物をして帰宅したのが1:30。2:00過ぎからコンビニで買ってきた牛カルビ弁当とサラダを食べて、2:30に万年床にすべり込んだ。

ボクシングの取材活動に使わせていただきます。ご協力、よろしくお願いいたします。