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【ボクシング】ギアチェンジの巧みさ──松本圭佑が佐川遼を3-0で下し新チャンピオン
☆4月18日/東京・後楽園ホール
日本フェザー級王座決定戦10回戦
○松本 圭佑(大橋)2位
●佐川 遼(三迫)1位
判定3-0(98対92、99対91、99対91)
プロキャリア7戦(7勝7KO)の松本が、14戦(12勝7KO2敗)の佐川を駆け引きで上回った。
左ジャブ、右ストレート、このふたつを組み合わせたスピードあるワンツー。佐川得意の右に対しては左フックから右アッパーカット。これらを再三合わせた松本が、序盤をリードした。
特に目を惹いたのは、じりじりと距離を詰めてくる佐川に対し、無理にフットワークを使わなかった点。神経質に間合いを空けるのでなく、小さなステップワークで左右へとポジションを変えていたところだ。佐川にプレスをかけられているのでなく、おびき寄せるステップ。これを駆使してショートジャブ、ショートストレートを浴びせたのだ。
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