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暁務GYOMU~非て似なるもの~【エッセイ】

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読者の皆様からいただいた“お題”に基づくことや、書きたいと思ったことをただつらつらと綴るエッセイ風なものです。
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記事一覧

原作は大家によるサスペンス小説。しかしドラマは安いコントだった。。。

 とある著名ミステリー作家が亡くなった。失礼ながら、私はこの方の小説をただの1冊も読んだ…

闘辞苑TOUJIEN
3か月前
1

「老眼」「頚椎障害」……スマホの持ち方見方で人生変わる!?

写真=せっかく買ったものの、意を決して使用をやめたハズキルーペの入ったケース。すっかりホ…

闘辞苑TOUJIEN
8か月前
7

ぎっくり腰

 あ、ヤバ…と思うと同時にしゃがんだが、0コンマ何秒遅かった。  左腰付近から発生した痛…

闘辞苑TOUJIEN
10か月前
4

【似非エッセイ】気づかれない気遣い

「炬燵記事(こたつ・きじ)」全盛の時代にあって、これが虫唾が走るほど大嫌いだが、ついつい…

闘辞苑TOUJIEN
11か月前
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【似非エッセイ】麗しのジェニー

※写真=『狼男アメリカン』より  先日、たまたまつけた洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」で…

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【似非エッセイ】本命

 先日、ボクシングライターの重鎮・丸さん(丸山幸一さん)と電話したときのこと。 「あれだ…

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【似非エッセイ】冬物語(厠編)

※写真=紙とアナラーの相性は案外重要。現在、重宝しているのはこれ。安くて多くて相性ピッタリ  この季節、トイレに赴くには決意が必要だ。 わが家に限って言えば、部屋の温度よりもトイレのそれは、確実に2℃は低い。今日でいえば、1.5-2だから零下に突入している。自然、ちそちそも縮み上がるし、ましてや尻を丸出しにするなんてオウンゴール行為。一大決心が要るし、心理的にお手洗いは遠のいて腸内が大渋滞となる。 「出したくても出ない」のも辛いだろうが、「出るのに出さない」のもキツイ。昔の

【似非エッセイ】何でも略しゃいいってもんじゃない

 昨日たまたまネットニュースで見つけた記事が、今朝になっても頭から離れず、ひとりでも多く…

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【似非エッセイ】性欲しかなかった男が女性不信に陥った理由

 連日の肉食いのおかげで、すっかりヤング・ソウル・ダイナマイトを取り戻してしまった。ここ…

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【似非エッセイ】縁(えん、えにし)

※三丁目公園(埼玉県坂戸市西坂戸)。当時の自宅から自転車で5分くらいの場所にあるこの公園…

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【似非エッセイ】ブラウン(茶)

「騙されたと思って聴いてみな」。そう言って、級友Oに1枚のCDを手渡されたのは大学1年の…

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書店にて<2022年11月14日>

 所用のため、久しぶりに街(この場合、駅周辺を意味する)に繰り出す。そこまでの道程には大…

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いま、思うこと<2022年11月14日>

※写真はわが故郷、埼玉県坂戸市西坂戸の商店街。昨年(2021年)5月に、およそ30年ぶりに訪れた…

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【似非エッセイ】空

Photos by Akira Homma  鳥になりたかった、らしい。「……らしい」と他人事のように言うのは、憶えがなかったからだ。なんでも幼少時、事あるごとにぼんやりと上を見上げて呟いていたという。それを母親から聞かされるのは、決まって何か悪さをしたり、生意気な態度を取ったりしたときだった。 「あの頃はかわいかったんだけどねぇ」と。  右も左もわからない、純な気持ちしかなかった子どもの頃を振り返らされるのは、どうにもバツが悪い。古いアルバムをめくり、前髪が真っ直ぐに