Day141→観光資源づくり。
5月。業種や職場によっていろいろだろうけど、多くの人々は春の大型連休のことだろう。私の職場も例に漏れず、なのだが、微妙にスケジュールが異なるので、連休中の谷間は休みだったりする。
4月下旬には毎年欠かさず笠間の陶炎祭に行くのだが、今年はあまり天気が宜しくない。逆に人出が少なかったのでゆっくり観ることが出来た。ある意味ラッキー。
しっかりと降雨したので、足元は宜しくないと思われる。これから観に行くという方はご注意の程を。開催は2024年5月5日(日)までなので、くれぐれもご注意を。
もう一つ賑わうスポットとして、常陸太田市の「竜神大吊橋」がある。田舎の一本道なので、この時季は渋滞するのだが、幸いにも天気が宜しくない。わざわざこんな時に見に行くような観光客もいないので空いている。
ちなみに、どのように鯉のぼりを竜神ダムに掛けているのか、常陸太田市の公式YouTubeが紹介している。意外と職人技と人力だったりするので、ぜひご覧の程を。
「第33回竜神峡鯉のぼりまつり」は2024年5月12日(日)までの開催。日没後のライトアップも始まったそうなので、夜に訪れるのも一興かも。改めてだけど、田舎道なので夜間に訪れる際は充分ご注意を。
おまけ。諸般の事情で出せなかったので置いときます。
様々な観光地を訪れてみると分かるのだけど、賑わっているところとそうでないところの差は、そこに見どころがあるかどうか。「観光資源」を無理矢理作り出したところで、興味を惹かれる人がいなければ何の意味も無い。
近年では「地域おこし」と称して都会の人たちが「地域おこし協力隊」として田舎にやって来たり、打ち出の小槌のように道の駅が次々出来ているが、上手く行かないケースも多々あるのが実態ではないだろうか。
「陶炎祭」も、陶芸の発展のためにイベントを始めたのではなく、仲間うちで楽しくやっていたイベントがいつの間にか大規模化していったとのこと(※陶炎祭公式サイトを参考にしている)。
ちょっと前に投稿した、仕事に関する記事では一切触れていないのだけど、実はごく僅かの期間、観光資源が豊かでない地域の観光行政に携わっていたことがある。
イベントは興味をもってもらうきっかけでしかないから、ただハコモノを作ったりイベントだけやっても仕方ない。リピーターづくりにイベントを乱発するだけではあまりにも脆弱すぎる。
もちろん、観光客に対して「地域を挙げて歓迎」の意思表示は大切であるし、そこに「目指すもの」がなければ、お客さんはなかなか気軽に来てくれない。
観光地として日常的に訪れてもらうための動機は欠かせないし、どのようにしてお客さんにまた来てもらえるか、リピーターをどのように作っていくかの工夫が重要なのではないかと思う。
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