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日記(毎日やらないルール)

昨日から頭が重くて、12時間以上も寝ていた。

入院していたときに読んだ、うつ病の漫画本に書かれていたことを思い出す。おおらかな人ほど睡眠時間が短く、神経質(少し繊細)な人ほど睡眠時間が長いという。わたしは少し神経質(変なところが真面目)なので、通常の人より長い睡眠時間を必要とする。たとえば、毎晩だいたい夜9時半~遅くとも11時前には寝て、朝起きるのは7時前後だ。学生時代なんかは、お昼までこんこんと寝続けていたということもある。

神経質な人ほど、と書いたけども、いわゆる成功者も長く眠るらしい。長く眠るから成功者になりやすいのか、成功者だから長く眠るのか、そこの因果関係は覚えていないが、どうやら脳の消費量が多い人ほど、多くの睡眠時間を必要とするみたいだ。成功者、いわゆる大事な決断を迫られる人ほど、神経を使うのは言うまでもない。

ということで睡眠は大事。いまだに瞑想も欠かさずやっているけど、睡眠には勝てない。

たっぷり睡眠をとったところで、久しぶりに外でランチをしようと思った。その前に書店へ寄って、今月号の文學界を購入する。受賞作と選評はしっかり読んでおかねば、と最近心を入れ替えたから。

文芸誌を持ち寄り、近くのチェーン店のカフェに入る。トマトソースの生パスタを食べ終わったあと、ミルクティーを飲みながら文芸誌をめくる。受賞作の冒頭を読んだだけで、「あぁ」と思う。自分には越えられない壁がそこにはあった。ミルクティーを飲み終えたら、本を閉じて自宅に帰る。

自宅に戻ったら、最近はまっている抹茶を入れ、それをすすりながら経済学の本を読む。経済学の本は、人間の思い込みや認知のトラップがいかに合理的な判断を誤らせるか、について学術的に語られている(けど平易な文で、わりとわかりやすい)もの。情報や統計を正確に読むことについて、最近思うことがあり、興味深く読む。でも厚くて一日で完読できず。

夕方からはネタ出し。ノートに書きながら、この作品で「伝えたいこと」を固めていく。前作も同じようにやったけど、「伝えたいこと」は固めても、エピソードがしょぼく物語のありきたりさが目立った。改善するため、ノートで構想を書き出したあと、ポメラで思いつく限りエピソードを書き出してみる。こんな手間をかけなければ作品って完成できないのか……と思いつつ。

それと、「毎日欠かさずやること」を自分のルールから外した。欠かさずやらなくてもいい、というルールに変更。小学生のときから個人的につけている日記が、今でも続いているのは毎日書いていないから。英語の勉強も(あまり成長していないがやっている)、創作も、note記事も、読書も、個人的な日記も。毎日やらなくていい。ハードルを下げることで、続いていく。


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