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次の作品に向けて始めました

この間呟いたとおり、ギリギリ1月の終わりに公募用の原稿を脱稿することができました。書き終えた感想としてはイマイチ……ですね。最後は強制終了する感じで、あまりいい着地点とはいえない。これから推敲に入るわけですが、推敲にもあまり期待はできない。最後がぱっとしない、ということはそのテーマに関して、深く考えられていないわけですから。(考えられたのなら、いい結末を迎えられるはず、と思っている
太宰治が何かの随筆のなかで、「(物語の最後が)まとまらないのなら、無理にまとめなくていい」と書いていたのをおぼろげですが思い出します。強制終了する終わり方だとしたら、なんの違和感もなく幕を下ろされた、と読み手が感じるように直すしかありません。ということで反省しています……。

この原稿は記念受験用として……新たな物語に向けて構想を練っています。以前の記事(小説ができるまでの話)で、わたしはプロットを書かない(めんどうだから)と書いていましたが、前言撤回!!(なんという裏切り
1月に書き終えた原稿を書いていたとき、話が進まなくてひと苦労しました……。1時間に1、2枚いけるのが平均速度で、ノッているときは3枚ほどしか書けませんでした。事務員として働いていた20代は、土日で20枚ほど書いていたので(どれも1日2時間くらい)、かなり遅筆になってますね……。その当時はラフでもプロットを立てていました。

ということで手のひらくるくる返していますが、次の作品ではプロットを立てようと思っています。(小声・みなさん、ふじこの話を信じてはいけません……。

しかし、プロット。久しぶりに立てるので、どう立てたらいいのやら、と悩んでいました。ほんの少し。思案のすえ、今やり始めているのは、箇条書きにエピソードを書いていくというものです。ノートに「・」を打って、場面の場所とか時間だけを決めて、時系列にエピソードを書いていく。わたしが思うのは、プロットが苦手なひとはきっと、文章の流れから物語を立ち上げていくタイプだと思うんですよね。つまり、全体像から下に降りてひとつひとつのエピソードを埋めていくというのではなく、細かなエピソードから全体を作り上げていく。こんな、具合です。

だから、わたしもきっとそういうタイプだと思って、時系列にエピソードを書いていっています。もちろん、この話の流れとは違ってほかにも入れたいエピソードがあれば、余白に書いたりしています。時系列のエピソードと、補足でどこかに入れたいエピソードを書き出していって、あとでそれを整理して組み合わせていく。こんな感じでプロットを立ててみようかな、と考えています。

このプロットは2月の3週目までに切り上げて、そこから執筆に入ろうかと。前回の作品より、サクサク書ければいいのですが。書けなければ、遅筆の原因はほかにもある、ということかもしれませんね……。

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