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拙い詩の数々
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2018年2月の記事一覧

わかりあえることなんて

もう話すことはない 電話でそういった君
電話が切れても僕はしばらく携帯を握っていた
なにがそんなに君を傷つけてしまったのか
僕にはわからない 水槽に入れられた魚のよう
ガラスケースの向こう 君はどんな声で
どんな言葉をつぶやいていたのか
どんな日々を過ごしていたのか
わからない 僕には
うれしそうにしてたじゃない あんなに
幸せそうに笑っていたじゃない でも今の君は
違うんだね 僕のしらない間に君

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