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#日刊シェアエコニュース Uber、デリバリー事業拡大を見せるも利益まだ出ず♢シェアリングエコノミー協会、8月31日(月)にオンラインイベント「シェアリングエコノミーの現在地」開催 【2020/8/9】

8月9日(日)の日刊シェアエコニュースをお届けします!

①Uber、デリバリー事業拡大を見せるも利益まだ出ず

米国の配車サービス大手Uberは、米国時間8月6日に第2四半期の決算報告を発表した。

Uberの第2四半期純損失
2019年 52億4000万ドル(約5550億円)
2020年 17億8000万ドル(約1890億円)

2020年の第2四半期純損失は、前年同期と比べて、減少している。これは、新型コロナウイルスの影響により、同社が戦略を変え、創業時からの本業であるライドシェアリング事業から、Uber Eatsの名で知られたUberのデリバリー事業に力を入れるようになったためである。

また、モビリティ事業とデリバリー事業の2020年第2四半期の決算報告を比較したものが下図である。

モビリティとデリバリー

上図から、デリバリーの調整後純収益がモビリティよりも高いことが分かる。しかし、デリバリーでは調整EBITDAがマイナスの値を示した。

これはデリバリーの利用総額が、モビリティの2倍以上であり、とても大きいことから、調整後純収益から減価償却費などを引くと利益がでない結果になったと考察した。


②シェアリングエコノミー協会、8月31日(月)にオンラインイベント「シェアリングエコノミーの現在地」開催

シェアリングエコノミー協会が2020年8月31日(月)に、「シェアリングエコノミーの現在地」といったイベントを開催する。

新型コロナウィルスの影響により、経済活動が大きく変化し、人と人のモノ・スキル・カネ・空間を共有することで成り立つ、シェアリングエコノミー も影響を受けている。

このイベントでは、現在ネガティブな印象を受けている、シェアリングエコノミーが、withコロナ社会の受け皿となっている現状などを、日本のシェアリングエコノミーを牽引する方達が話す会である。

参加費は無料でYou tube Liveでの視聴である。詳細は以下の申し込みページから確認していただきたい。


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