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#日刊シェアエコニュース 国の出先機関、人材シェアによる雇用対策♢カーステイ、キャンピングカーのシェアリング【2020/8/3】

①国の出先機関、人材シェアによる雇用対策

新型コロナウイルスの影響による失業者らを支援するため、政府は雇用対策に力を入れている。

雇用対策の実動部隊となっているのが国の出先機関だ。

関東経済産業局や埼玉労働局、埼玉県などは、埼玉県内の企業に対するアンケートを通じて「人材余剰企業」と「人材不足企業」を掘り起こし、雇用の維持が難しい企業と人手不足の企業をつなぎ、一時的に従業員を出向させるなどの形で人材をシェアするマッチング事業を始めた。

九州経済産業局は、コロナウイルス感染拡大で求職者と企業の対面が難しくなる中、解雇や雇い止めになった人を対象に、「Zoom」を使用したマッチング会を開催。九州の20社と求職者13人が参加した。

農林水産省は農業部門の外国人技能実習生の受け入れが難しくなったことなどを踏まえ、他産業から代替の人材確保を目的とし、求職者と農業生産者らのマッチングを支援する。観光庁もこの事業の周知を進めている。


②カーステイ、キャンピングカーのシェアリング

車中泊ができる駐車場仲介のカーステイ(東京・新宿)はキャンピングカーのシェアリングサービスを始めた。

キャンピングカーの所有者と借りたい人をインターネットでマッチングする仕組みで、貸出価格は1日2万円前後。

ショッピングモールなど家族連れが集まる場所に展示スペースを設けるなどして認知度を高め、年内に登録台数を100台に増やす。

Carstay株式会社 代表の宮下晃樹 氏は、以下のように話した。

「キャンピングカーのモノとしての魅力だけでなく、自由に移動できるライフスタイルを提案したい」

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