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#日刊シェアエコニュース 佐川グローバルロジスティクス、スペースシェアリングサービスを全国で開始♢株式会社ジモティー、不要品処分スポットの実証実験開始 【2020/8/22】

8月22日(土)の日刊シェアエコニュースをお届けします!

①佐川グローバルロジスティクス、スペースシェアリングサービスを全国で開始

佐川グローバルロジスティクス株式会社は、20日からSpace Share Service(スペースシェアサービス:倉庫スペースやマテハン機器をお客さま同士でシェアするサービス)の全国展開を開始した。

マテハン機器とは、「マテリアルハンドリング機器」の略称で、パレットやフォークリフトなど、モノの保管・運搬などの物流業務を効率化するために用いられる荷役機器のことを指す。

背景として、近年の社会環境の変化により、販売チャネルの多様化によって、EC市場へ参入する人が増えてきた。それに伴い、物流事業者へのニーズも増えるわけだが、物流事業者としては倉庫やマテハン機器導入による初期費用は抑えたいところだ。

Space Share Serviceの内容は、既存施設の中から未稼働時間の倉庫スペースをマッチングし、作業内容に合わせたマテハン機器をシェアすることで、導入に必要な初期投資などのコストを抑える。

トライアルでは、閑散期の使用していなかったスペースをシェアすることで、月額の物流コストを30%削減できたという。


②株式会社ジモティー、不要品処分スポットの実証実験開始

株式会社ジモティーは、使えるモノであれば、なんでも持ち込める不要品の処分スポット「ジモティースポット」の実証実験を20日から開始した。

株式会社ジモティーは、地域に根付いたあらゆる情報を無料で掲載できる情報サイトとして、月間1000万人以上の方に利用されており、郵送に手間やコストのかかる大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供している。

ジモティースポットは、首都圏内3か所で開設し、使用可能な家具、家電、自転車なら何でも一律一点50円で買取るという。

今回の取り組みを通して、使用可能なモノを処分するのではなく、誰でも簡単に譲り合える場所を提供することで、リユースの促進に貢献する考えだ。

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