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#日刊シェアエコニュース 急成長したカーシェア、コロナ禍で一転して斜陽産業に?♢シェアリングエコノミー協会、オンラインシェアエコ勉強会開催

①急成長したカーシェア、コロナ禍で一転して斜陽産業に?

カーシェアリング(カーシェア)とは、自動車を共同利用するシステムであり、シェアリングエコノミーの1つである。

自動車を所有しないという点ではレンタカーと同じだが、カーシェアリングはレンタカーより1回の使用時間が短く、使用頻度が高いことが想定されている。

都心部でクルマを所有するということは、想像以上に費用がかさむ。また人口の減少が続く中で、地方都市の減少ペースが加速し、都心部へ人口が集中することから、ますますカーシェアリングの需要が増えていくと考えられていた。

     カーシェアリング車両台数と会員数の推移
         2006年:118台、1,712人
         2010年:1,265台、15,894人
         2015年:16,418台、681,147人
         2017年:24,458台、1,085,922人
         2018年:29,208台、1,320,794人
         2019年:34,984台、1,626,618人
         2020年:40,290台、2,046,581人
      注)毎年3月調べ。2014年以前は毎年1月調べ。

上記より、カーシェアリング車両台数と会員数は年々増加傾向にある。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、在宅リモートワークの普及で都心部→地方都市への人口移転が進むことやウイルス感染予防でカーシェアリングを敬遠する可能性が考えられることから、カーシェアリングは大きく減退すると懸念されている。

②シェアリングエコノミー協会、オンラインシェアエコ勉強会開催

2020年7月28日、シェアリングエコノミー協会は、会員企業限定でオンラインシェアエコ勉強会を開催。

「シェアエコ勉強会」は、最新情報をアップデート、新たなビジネスマッチングの生まれる場、会員企業同士の交流などを目的として定期的に開催。

今回は、コロナ禍において新たな取り組みや対策を実施した、注目のシェア事業者3社を招き、最新の動向や今後の展望について勉強会を行った。

             【登壇企業】
株式会社ノットワールド 河野 有 氏

主に、外国人旅行者を対象としたツアーの企画・運営や、ガイドコミュニティ事業 を提供。

Unito Inc. CEO 近藤 佑太朗 氏
日本初の外泊したら家賃が安くなるシステム「Re-Rent」を導入し、新しい暮らしブランド unito(ユニット)を展開

Carstay株式会社 宮下 晃樹 氏
新型コロナウイルス感染症の早期収束を目的として、医療機関向けにキャンピングカーを無償貸出する「VAN SHELTER」プロジェクトを発足。



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