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仕事は役に立ってますか?(その1)

私は社会人になったときに、製造業の企業で設計部門に配属されました。

入社して間もなく開発プロジェクトが発足し、いきなりプロジェクト・マネジメントと設計を兼務することになりました。
たくさんの部門や他の会社を巻き込んでの開発でしたので、調整も大変でしたし、決めなければならないことも山積みでした。設計作業をする傍ら、毎日、関係部門や協力会社と連絡を取り合う日々でした。

当時は、まだパソコンもなく、電子メールもありませんから、とにかく電話と会議です。
一日の大半を電話と会議に取られ、設計は残業時間にやる毎日でした。

設計作業にたくさんの時間を使いたいと思っていても、電話での調整や会議をやらなければプロジェクトは滞ってしまいます。

私にとって、電話での調整も会議もやらなければならない仕事だと思っていたし、いかにそれを効率よくやるかをいつも考えていました。
ところが、ある時、上司に呼ばれてこう言われました。

「君は、いつも電話と会議ばかりで全く仕事をしてないじゃないか。
 残業までして何をやってるんだ。」

私は、電話も会議も仕事上必要だからやっていることだし、効率的にやる工夫もしてきた。電話も会議も仕事のはずだ。設計だって、ちゃんとやっている。なのに、”全く仕事をしていない”と言われるのは何故なんだ。と 悶々と考える日々が続きました。

その答えが見つかったのはコンサルタントになってからでした。

その「答え」ですが、

ちょっと今回はお時間がないので、またの機会にお話ししようと思います。

お楽しみに‥。

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