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【新社会人の方々へ】同期がいることの本当の価値は数年後により実感する

あくまで私の経験であり、かつ私見であることを最初に断っておきます。

明日(4/1)、多くの人が期待や希望、中には不安や憂鬱さなどを抱えながら社会人として働き出すと思います。
例年の新入社員に比べて、世界を取り巻く環境が大きく異なる今年は、研修が終わり現場に配属される頃になっても、今とあまり変わらない現状の可能性もありますし、そもそも従来とは違う研修内容にあたるテストケース世代になるかもしれません。

そんな中でも、ぜひ同期から自分の顔と名前そして配属先だけは必ず全員に覚えてもらえるように交流しておくことをオススメします。
覚えてもらうだけではなく、あなた自身も同期の顔と名前、配属先は覚えるようにしましょう。
別に朝まで酒を飲み交わす仲になれとか、プライベートも一緒にいるような関係になれとは言いません。

ポイントは、「普通に気兼ねなく会話できる関係性」を構築しておくことです。

同期がいることのありがたさ(初期)

大企業の場合は特にですが、研修後はそれぞれ配属先へと散らばっていきます。
そうなった時、他の部署の情報は散らばった同期から収集することが出来ます。どうしても新卒で配属された時は自分の部署の先輩からばかり会社のことや、他部署のことを教えてもらったりします。しかし、部署によってモノの見方が偏っていることがあったりします。

偏った情報は好ましい結果を産むことはありませんので、多角的に会社を捉えるためにも、他の部署の情報は手に入れておいた方が、偏見を持たずに会社や他部署を捉えることができるようになります。

あと、働きだした初期は仕事にも不慣れで、どうしても自分の描いた理想像と現実とのギャップで落ち込むことはあると思います。
そんな時、同期を誘ってランチをしたり、夜にお酒を飲みながら少し話をするだけでリフレッシュできて、仕事へのモチベーションを取り戻せることが良くあります。
1年目や2年目はまだ出世競争などは、そこまで熾烈を極めることは無いと思うので、辛くなったら気兼ねなく同期を誘ってリフレッシュすることをオススメします。もちろん、あなたが同期が辛そうにしていたら誘ってあげるのも大事ですよ。

同期がいることのありがたさ(中期:4年目〜)

4年目くらいになると、他部署との連携が必要な仕事が増えてくると思います。
そうなってくると、同期が様々な部署に散らばってくれていたら、その同期を経由してキーパーソンの情報や部署全体の情報などを入手することもできますし、ミーティング設定も同期を使って行うことも出来たりします。
その部署にいないと分からない知識なども同期から教えてもらうことも出来ます。

他部署が絡む仕事をスムーズに進めるには、どうしても自分一人の力では無理です。
そんな時、同期を橋渡し役にすることが出来たら、どれだけ円滑に進むかは簡単に想像できると思います。

例えば、自分の知らない人からいきなりDMが送られてきて、「この仕事を成功させるために時間を割いて欲しい」とお願いされても、困惑したり後回しにしたりしませんか?
でも、もし自分の知り合いから「同期の○○ってやつが、先輩の経験を聞きたいと言ってるんですけど、どうにか少しで良いので時間取ってもらうこと出来ませんか?」と頼んでもらったら、多少は協力してもらえる可能性が高まる気がしませんか?
その同期が先輩に可愛がられているタイプだったら、よりア可能性が高まると思いませんか?
仕事は、人と人との繋がりで進んでいくのが今はまだまだ主流です。

他部署が絡む仕事でしっかりと成果を出していけば、評価は間違いなく上がります。評価が上がれば、より多くの仕事が任され社内での人脈が広がっていきます。そうやって人脈が広がれば、仕事が更にスムーズに進んでいくことは簡単に想像できるでしょう。

まとめ

私が同じ会社に5年以上、働いたことがないので、これ以上先のメリットは経験していないので分かりません。すみません。

そんな短期間しかいない私が、同じ会社に同じタイミングで入社する同期は、会社員人生において何よりの財産であると思っていますし、実際にいてよかった体験を何度もしています。
困った時は支えてくれるし助けてくれる。
もちろん、同期が困っている時は自分ができる範囲で全力で助ける。
そういった持ちつ持たれつ、お互いに切磋琢磨していく存在である同期をぜひ大切にしてください。

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