オリジナルパックについて
こんにちは。岩倉です。
今日は、小学生高学年のときにやっていた『オリジナルパック』(通称:オリパ)という商売について書きます。
オリジナルパックとは
商売、とカッコつけて表現しましたが、当時はそんな意識はなく、オリパという言葉すら知りませんでした。
やったことはシンプルで、ポケモンカードや遊戯王カードといった、いわゆるトレーディングカードゲームの転売です。
1枚ずつバラバラで転売しても良いのですが、
・買い手がつかないカードが余る
・購入単価を上げにくい
といったデメリットがあります。
それを解消するべく、数枚セットでパック化して売ります。
ただ、全く無計画にパック販売すると買い手がつかないため、
・パックには必ずレアカードが1枚入っている
(メーカー公式の一般販売しているパックは3〜5パックに1枚の確率)
・価格は一般販売価格より安い
とルールを設けました。
これにより、遊ばなくなったカードをお金に換え、
新しい遊び(私の場合はビーダマン、ミニ四駆でした)に費やすことができました。
オリパ販売の理由は「遊ぶ金欲しさに」!?
では、なぜこのオリジナルパックをやろうと思ったのでしょうか。
それは、当時のお小遣いではやりたい遊びを自由にできなかったから、です。
遊ぶ金欲しさに、です(笑)
今振り返ると両親の教育方針に感謝なのですが、
当時はどうしても、お小遣いが足りない!!と思っていました。
コロコロコミック、駄菓子屋での買い食い、カードゲーム、ミニ四駆、漫画の単行本などなど。
お金を使いたい先はいっぱいありました。
とはいえ、3人兄弟の末っ子として育っているので、
「お姉ちゃんやお兄ちゃんも同じ金額だった」
と言われると諦めるしかありませんでした。
でも買いたい!
でもお金が足りない!
でも買いたい!
と繰り返しているうちに、不要なものを売ってお金に換えたらいい!と思えるようになりました。
本当に、両親に感謝です。
上手くいった理由は「集客」
このオリパ販売は上手くいき、100パックほど手作りで用意したオリパは、全て販売することができました。
もちろん、パック化にルールを設けて、買い手にメリットがあるようにしたのは要因の一つとしてあると思います。
それとは別にあった大きな要因は、「集客」でした。
普段遊んでいた近所の公園で販売したのですが、
それを町内のお祭りの日を狙ってやったのが奏功しました。
見込み客が売り場に来なければ、チャンスはありません。
そこで、幼馴染の父親がやっていた焼鳥屋の屋台の横を借りて、販売しました。
今振り返ると、場所代等を加味すると事業としては赤字なのですが、それはもう少し大人になってから知ります。
この集客に経費をかけすぎると、商品は売れても利益としては赤字になります。
販売前にいかに集客するか。
商売をする上で、一つ大きなポイントになりそうですね。
岩倉隆詞
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