転職に成功する人の 特徴と共通点
転職に成功する人の特徴と共通点:
私が実際に経験してきた転職に成功する人の特徴と共通点6つを紹介します。
1.転職目的と転職を通じて自分が成し遂げたいことが明確である人
転職に成功する人は、転職することにより人生で何を叶えたいのかが明確に定まっている人が多いです。
私の場合38歳の時に会社業績の悪化により最初の転職をしました。それまでは大手企業と言う事もあり終身雇用を信じてその会社で出世して年収を上げだれよりも早くエクゼクティブになるという信念で頑張ってきました。
ところが会社が突然巨額な損失を出し倒産の危機に瀕し自分も転職せざるを得なくなり会社を飛び出し最初の転職をしました。
その時終身雇用で出世する夢が絶たれ、それなら自分のスキルとキャリアを磨き米国のように会社を渡り歩いて大企業では達成できなかったエクゼクティブと高年収を自分の腕一本で達成しようと強い決意を持ちました。
その後紆余曲折はありましたが合計4回の転職を行い経営幹部としてポジションを上げながら現在の会社では取締役として現役を続けています。
今までの事を振り返ると転職はリスクや失敗がつきものでしたが、最後まで転職を成功に導いてくれたのは転職を通じて人生で成し遂げたい事が明確であった事とその事が成功までやり抜くエネルギーを与えてくれたからだと実感しています。
以上は自分の経験ですが、その他の例で言えば「海外ビジネスの専門家になり海外で活躍したい」、「大きな組織でマネジメントスキルを高めたい」「生成AI を使用した開発がしたい」「事業企画職を極めて専門的な知識を高めたい」など、転職先に求める希望をしっかり持っておりそれを転職により必ず成し遂げたいという強い気持ちをもっている人が転職に成功する人の共通点であり特徴であると思います。
逆に言えばどれだけ優れた能力を持った人でも、その人自身に確固たる意志がなければ、採用担当者の心に響きませんしなにより上手く行かなかった場合途中で挫折する可能性が高くなります。
又、これが無くなんとなく転職活動を進めてしまうと、入社後にミスマッチを感じて後悔することにもなりかねないので、転職目的と転職して何を成し遂げたいかは必ず明確にして転職をする事を強くおすすめします。
2.将来のキャリアビジョンをしっかり描けている人
次に、転職を成功させる人の特徴は将来のキャリアビジョンをしっかり持っている人です。
上記1で説明した転職目的と成し遂げたい事を具体的にどのように、どのような時間軸で達成していくかの計画がキャリアビジョンです。
面接をしても内定取得まで至る人はほとんどの方がこのキャリアビジョンを持っています
逆にこのキャリアビジョンがなく一時的な年収アップや待遇改善、例えば「残業時間を減らしたい」「すぐに収入を上げたい」など目先の利益のためだけに転職活動をすると仮に良い条件で転職できたとしても、キャリアビジョンという中長期的な自分の目標が無いため転職先で仕事が上手くいかなくなると自分がなんとなく思い描いていた理想とのギャップに苦しみ転職したことを後悔したり再び転職をしたくなります。
そのような事態を避けるためにも、将来自分がどうなりたいか、どんな仕事をしていたいかを明確にイメージしてキャリアビジョンを描いて下さい。
例えば海外営業職であれば以下のようなキャリアビジョンが考えられます。
・3年以内に海外代理店の新規開拓や売り上げアップを行い社内で営業成績トップになる
・5年後までに営業スキルや顧客への提案ノウハウを若手に指導できリーダーになる
・10年後、30人規模の組織をまとめるマネージャーになっていたい
以上のように3年・5年・10年先などマイルストーンを置いて具体的なキャリアプランを描くと、採用担当側もそのプランに応えられるか判断しやすくなり、企業とのミスマッチが生じにくくなります。また、長期にわたって活躍してくれそうな人材だと評価され、結果として転職の成功につながりやすくなるでしょう。
3.転職する上で希望条件の優先順位が整理できている人
転職目的が明確であっても複数の条件を満たしたく転職を決意した場合は注意が必要です。
もちろん、すべての条件を叶えられる企業が見つかれば問題ないですが、現実はそう簡単でなく転職先を探すのに相当な時間がかかってしまう恐れがあります。
転職活動が長期化すると、良い候補先企業が相対的に減ってくる事と精神的な負担も大きくなってきます。
転職に成功する人の特徴は応募先企業への応募前や、選考に進む前に希望条件の優先順位を整理しているところです。
絶対に譲れない条件、必要に応じて妥協しても良い条件などと分けて整理しておくと、その企業に応募すべきか否かの判断基準が明確となり、効率的に選考を受ける企業を選ぶことができます。
4.自分の欠点や課題を理解している人
転職活動において自己分析が大切ということは理解していても、自分の欠点や課題を正しく理解できている人は以外に少ないと面接をしていて思います。
転職に成功する人は自分の欠点や課題を的確に理解していて選考の場でも自分自身について客観的に説明できる特徴があります。
そして自分の課題をしっかり把握できている人は、その課題を踏まえて自分がどういう人材でそれをどう克服して応募先企業で働けるかをアピールできるため面接時の受け答えもしっかり出来ます。
そのような特徴を持った人は面接官に評価される確率が高く内定を獲得するケースも多いです。
転職活動においてはどうしても内定が欲しい為自分の長所やスキル・経験をアピールする人が多いですが自分の欠点や課題を冷静に理解して説明出来る人は自分を客観視して応募先企業に上手く適応できる人と判断され評価があがります。
5.転職活動に関する情報収集を怠らない人
転職は志望する企業に入社することがゴールではなく、転職先で満足感をもって働くことができてこそ成功したと言えます。
いくら実績やスキルを持っていても、転職先の社風や雰囲気、仕事内容にミスマッチがあれば満足感を得ることはできません。
転職に成功する人はこのミスマッチのリスクを十分理解しており転職活動における情報収集を怠りません。
企業概要や事業内容、求める人物像といった基本的な内容を把握しておくのはもちろん、選考を受ける企業の説明会に参加したり、転職エージェントから裏情報を入手したり、場合によっては実際に勤めている人をSNSで探してその人から話を聞いたりさまざまな方法を駆使して情報収集を行います。
実際にどの程度情報が入手出来るかは応募する会社とその時の状況によりますが、一度入社してミスマッチになった場合そのダメージは大きいため転職に成功する人は臆病なほど転職候補先の調査を行っているのが特徴です。
6.転職におけるリスク許容度と失敗した場合の対策を考えている人
どんなに事前調査しても転職はリスクが伴います。
転職で成功する人の特徴と共通点として最悪ミスマッチが発生し再度転職をせざるを得なくなった、もしくは入社後条件が大きく変わった場合など最悪のケースを想定して対策を考えている人がおおいです。
万が一転職が失敗して無職になったり年収が大幅に減った事を想定して蓄えを持っておく、短期で再度転職をせざるを得なくなった場合転職エージェントとつながっておく等転職で成功するあるいは転職で成功し続ける人に共通する特徴はこのように自分のリスク許容度とリスク対策を頭に入れて常に転職活動を行う人が多いです。
まとめ
今回転職に成功する人の特徴と共通点6つと年代別に転職に成功する人の特徴を解説しました。
実際には業界やその人の個別の状況によって転職を成功させるポイントは異なってきますが転職に成功する人の特徴としてどんな場合にも共通して重要となるのが、「明確な転職目的とキャリアビジョンを持ち自分と転職市場を冷静に分析して自分の条件にあう転職活動行う事」です。
そしてそのためには将来自分がどうなりたいか具体的にイメージすることが成功のカギを握ります。
これから転職を行う人そして現在転職活動中の人はこの成功する特徴を改めて参考にして活動を行い是非内定を入手して下さい。
以下年代別の転職の成功方法も投稿しておりますので是非この記事と併せて読んで下さい。
https://biz-legend.com/careerchange20th/転職のやり方 20代
https://biz-legend.com/careerchange30th/転職のやり方 30代
https://biz-legend.com/careerchange40th//40代転職を成功させる6つのコツ
https://biz-legend.com/careeerchange50th/50代転職の現実と 成功する為の3つのコツ
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?