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電話が怖い?それは電話の知識がないからです

某電話代行の会社が新聞に『TELハラ』という記事を出していました。

「電話は新人が取るべき」だったり、「総務が電話に出るのは当たりまえ」という職場の空気や慣習は、もはや無言の「電話ハラスメント」になりつつあるのかも。

という内容で、記事掲載後メディアやSNSでも少し話題になっていました。

その中で面白い漫画を見つけたので、ご紹介したいと思います。

それがこちら

同期が電話を全く取らない件。

電話が苦手な新入の女の子2人のお話なんですが、主人公は電話が苦手ながらも電話を受けますが、その度に自分の不甲斐ない電話応対に落ち込み、電話に出るのを怖いと感じています。

しかし、もう片方の子は電話に出ることすらせず、怖くても、苦手でも主人公が電話に出るしかありません。

どうにかしなければと思い、先輩の電話対応を参考にしてみようと思いますが、会社に電話対応マニュアルが無いため先輩の電話対応も参考になるものではありません。困った主人公は、本屋で電話対応マナーの書籍を買って勉強することにしました。

すると、今まで曖昧にしていた電話対応の正解がわかるようになり、少しずつ電話に対する恐怖心消えていきます。

そして、上手くいくことも増え、社内でも応対が丁寧、仕事ができると評判になってく...という話です。

こんなに上手くいくわけない。架空の話でしょ。確かにそうかもしれません。

しかし実際、応対方法を知っていて、言葉がスムーズに出てくるのと出てこないのでは、かなり大きな差が出てくるものです。

例えば『社長は今いません』を相手に伝える時

『(社長の名前)は、ただいま外出しております』とさらっと言葉にできるのと、『「社長」など役職のみを使うのは、社外の人にはNG』『いません→おりません』と考えながら話すとでは、全然違ってきますよね。

それに会社に入れるぐらい、面接で面接官に自分をアピールできるぐらい人と話せる力があれば、本当は電話なんて全く怖くないものでしょう。

面と向かって話せるのに、電話を通すと怖い、話せないって、おかしいと思いませんか?それは怖いのではなく、ただ単にルールを知らないからだけかもしれません。

もちろん、本当に苦手であれば電話代行に任せてしまえばいい!と、我々も電話代行会社なので言ってしまいたいところではありますが...(笑)電話代行を使っても、折り返しの電話をしなくてはいけなかったり、電話する機会がゼロになるわけではありません。

TELハラという言葉で電話を避ける前に、少しだけ電話のルールを知ると、もっと仕事が円滑に回るかもしれませんね。


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