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美容室もリクルートでは自社の見直しを

先日ホームページの打ち合わせで担当の方から美容師さんは成り手がいっぱいいそうですね!
と言われました。
いやいや。逆です。と突っ込みました。

今美容室のリクルート事情は最悪です。
美容室はどんどん増えているのに美容学生が少ない。超売り手市場。その辺りは以前も触れましたが、本当に大変な事です。

そこでやっぱり美容室側も本当に色々苦労しているんだと思います。
手取り早く出来る事は給料や環境の改善ですよね。
これは企業が取り組もうと思えばすぐに出来ることです。
次に出来る事は教育や自社の社員への投資ですね。
それからお店のブランディングや広告ですよね。
色々やれば出来ることも多くどんどん美容室も変わってきています。

そして美容室側にとってこの変化が美容室を圧迫する事にもなります。出来ない環境へのチェンジや給料を上げたことによる経営の圧迫。表には出てこない違ったリスクが本当に多くなってきます。

私は全く逆からリクルートに取り組んでいます。

先にやった事がお店のブランディングとコンセプトの確立。そこからどんな社員に来てもらいたいのか?を考えたリクルート。
とりあえず働いてくれる社員を集めるのでは無く自分達と同じ方向を向いてくれる社員を集める事です。
もちろん多少の環境整備もして給料などの見直しもしました。ただしどちらかというとお店の方向性を決める環境整備に近く、社員にどうあって欲しいのか?を考えた環境へのシフトチェンジになっています。

美容室もまだまだリクルートは難しい世の中ですが今一度リクルートよりも自分達の事に対して向き合ってからリクルートを進めることをお勧めします。
面接と一緒で自分達のコンセプトがない中に飛び込んでくる社員はいないと思います。お互いある程度理解し合いながら働いた方が絶対に良いでしょうし働きやすいと思います。

リクルートはお互い自分を見つめ直す良いきっかけになりますね。

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