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幹部や店長が成長する環境作りの続き

前回書かせていただきました私が実践しているこの4つを詳しく解説致します。

・店長にどれぐらいの決定権を渡すのか
・日々の店長達の成長過程の確認
・店長それぞれに合わせたアドバイス
・上司がどれだけ口を挟まないで見守るのか

店長への決定権を渡す度合いについてです。

出来る限り決定権は店長に任せます。グループ全体に関わる内容であったり金銭や取引先の方に関する内容については先に報告をしてもらい決定します。金銭的な内容については経営者の確認はしますがその他は私が判断します。ほとんどのお店に関する判断は事後報告でも構わないと思っています。いちいち私達に相談しては判断も鈍り実行までに時間がかかってしまうので現場にほぼ任せます。お店運営の決定権はほとんど店長に任せています。

日々の店長の成長過程の確認についてです

これは以前の

に書いてます。このミーティングで今考えている事を確認します。

店長それぞれに合わせたアドバイスについてです

これも1on1のミーティングで確認しながら本人に合わせたアドバイスをします。これはかなり難しいですが店長の性格ややりたい方向性、様々な事を聞いたうえで本人がどうした方が良いのか?を考えアドバイスしています。アドバイスでやってはいけない事はグループの方向性に合っているのか?経営理念を絶対にブレない方向性でアドバイスする事です。

最後に上司がどれだけ口を挟まないように見守るかについてです

これが本当に難しいんですが、最初に書いた決定権を与えると同時にこれができないと店長の能力や魅力が出ないですし店長の成長になりません。経営者の方に必要なことは『わかった。大丈夫。任せる』とにかくこれを言い続けることです。つい色々言いたくもなりますが言えば言うほど誰に任せたお店なのかわからなくなりますのでとにかく口を出さない事に徹するのです。ここでもやはりグループの方向性と経営理念だけはズレてはいけません。それさえ犯していなければある程度は任せると言い切る。これが必要です。

幹部や店長に成長して欲しいと思う様であればしっかりは話し、本人の事をどれだけ理解するのかが鍵になりかもしれません。

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