見出し画像

【薄毛・ハゲ対策】経験してわかった本当にやってよかった10つの習慣

「まさか自分がなるなんて……」
ちょうど30代の頃から生え際から後退し始めたのですが、現実を受け入れられずにいた自分と何か対策をしなければという葛藤をしながら、セルフケアで色々な方法を試しました。

結果から言うと、効果がないものがほとんどでした。というのも男性型脱毛症(AGA)の原因は、男性ホルモンにあり、セルフケアで進行を抑制することは難しいからです。

専門家になる前のEBATO・30歳(左)/現在のEBATO・35歳(右)

最終的にはクリニックを受診して「デュタステリド(ザガーロ)」と「ミノキシジル外用薬」をいまも続けて使っています。その結果、いろんなヘアスタイルやパーマを楽しめるまで改善しました。

僕と同じように薄毛に悩んでいる人のために、経験からわかった本当にやるべき薄毛対策を専門家目線で共有したいと思います。

(※本記事は案件でもなければ、アフィリエイトリンクも一切貼っていません。全て本音で書いています。)

EBATO/美容家
1987年生まれ・千葉県出身。男性美容の専門家。元美容部員の経験を活かし、ゼロから学べるメンズ美容専門ブログ「Be-LOG」を設立。コスメコンシェルジュ、化粧品成分上級スペシャリストの資格を持ち、男性の皮膚科学に着目した数々の記事で検索順位1位を獲得。総読者数は10万人を超える。
現在はテレビや雑誌、WEBなど各メディアにも多数出演。講演や執筆、コンサル、コスメプロデュースなど活動は多岐にわたる。


第10位:悪いストレスを溜めない

過度なストレスを受けると自律神経が乱れ、交感神経が活性化します。その結果、血管が収縮し血液の流れが悪くなり、髪に栄養が届きにくくなるわけです。

(忙しくて疲れがピークになると、いつもより抜け毛が多いと感じています)。

ここで重要なのは「ストレス=溜めてはいけないもの」という考え方です。生きていれば少なからずストレスの影響は受けるので、ストレスを受けている自分を責めたり、「~でなければならない」のような自分を追い込む思考が知らず知らずのうちにストレスになる場合もあります。

ストレスと上手に付き合うためにも「今夜は映画でも観てリラックスしよう」くらいの感覚でいると気持ちが楽になりますよ。

第9位:頭皮マッサージ

頭皮マッサージで期待できるのは、ハリやコシのある抜けにくい髪を育てること。

パソコンやスマホが欠かせない現代人は頭皮が凝り固まって血行が悪くなりがちです。また、姿勢が乱れたまま放っておくと首や背中のコリから頭へ連鎖する場合もあるようです。

おすすめのタイミングは、お風呂上がりと育毛剤を塗布した後と言われています。入浴後は筋肉の緊張がほぐれてマッサージの効果がでやすいためです。育毛剤に関しては浸透を高める目的があります。

個人的にはヘッドスパもおすすめです。僕がよく行くヘアサロンにヘッドスパが上手な美容師さんがいるのですが、毎回寝落ちしてしまうくらい気持ちよく、カットと一緒にいつもお願いしています。施術後は頭がスカッとして仕事が驚くほど捗ります。

第8位:スカルプシャンプーを使う

頭皮環境の良し悪しも髪の成長に大きな影響を及ぼします。土の質が悪いと植物が育たないのと同じで、自分に合うスカルプシャンプーを使うことで、育毛に最適な頭皮環境に整えることができるわけです。

スカルプシャンプーは髪や頭皮を洗浄するという役割に加えて、健やかな頭皮を保つ機能を持ったシャンプーです(※発毛効果はない点に注意)。

成分云々や口コミ、他人のおすすめよりも「毎日使いたい」と思えるものを選びましょう。ま初めて使うものはサンプルやミニサイズを試してみるのがいいと思います。

自分に合っているかの判断基準は、洗髪後にスッキリ感を感じられるかどうかです。反対にベタつきが残っていたり、かゆみが出る場合は合っていない可能性が高いので買い替えをおすすめします。

頭皮環境は一人ひとり違いますし、情報をインプットしすぎるとバイアスがかかり、“マイベストシャンプー”と巡り会えないこともあるので、気をつけてください。

パケ買いや偶然目に入ったもので構いません。あえて直感で選んでみると新しい気づきがあって面白いですよ。

第7位:正しいシャンプーを心がける

せっかくいいシャンプーを買っても間違った髪の洗い方をしてしまうと、頭皮環境の悪化につながる場合もあるので、注意したいところです。

  • 髪と頭皮をしっかり濡らす

  • お湯の温度は38~40℃くらいの熱すぎないお湯で洗う

  • シャンプーは手のひらで軽く泡立ててから髪につける

  • 爪は立てずに指の腹でやさしく頭皮を中心に洗う

  • 十分なすすぎをする(耳の後ろや生え際も忘れずに!)

普段の洗い方を少しアップデートするだけで洗い上がりも変わります。ぜひ試してみてください。

第6位:適度な有酸素運動

薄毛対策に有酸素運動がいいと言われている理由は、血流の改善にあります。

運動をしているから髪が抜けにくくなったという実感は感じにくいのでこの順位としていますが、運動不足が原因で血行不良になる可能性はあるわけですから、やはりやっておいて損することはないと思います。

通勤時に一駅前で降りて歩いたり、エレベーターを使わずに階段で上り下りをしたり、早歩きを意識するだけでも構いません。

個人的におすすめは「朝散歩」です。太陽を浴びることで一日のスイッチがオンになり、日中は生産性がぐっと上がりますし、睡眠の質が上がることもわかっています。

まずは自分ができる範囲で始めて徐々にレベルアップしていきましょう。

第5位:良質な睡眠をとる

髪の成長にはホルモンが深く関わっており、そのホルモン分泌のカギとなるのが「どれだけ深い眠りに入ったか」(メジャースリープといいます
という点です。

「午後10時~午前2時は睡眠のゴールデンタイム」という話を聞いたことがあると思います。「睡眠は質と時間どちらが大事?」なんて話もありましたが、眠くなったら眠り、太陽の光と一緒に目覚めるのが経験上いちばんすっきりすると感じます。

ちなみに僕はもう何年も目覚ましを使っていないのですが、毎朝決まった時間に目が覚めます。夜はスマホをオフにし、寝る前に軽くストレッチをしたり、ぼーっとする時間を作ったり、読書することが多いおかげかもしれません。

髪の悩みは本当に辛いし、誰もがショックを受けます。将来悩まないためにも目先の娯楽ではなく、長期的に自分のためになる選択を心がけてみてください。

第4位:髪にいい食事を摂る

しっかりと栄養バランスが整った食事を心がけることで、抜けにくい髪を育てることができます。髪にいいとされている栄養素は以下のとおりです。

  • タンパク質 ⇒ 髪にとって欠かせない栄養素

  • ガゼイン ⇒ 健康的な髪をキープ

  • 亜鉛 ⇒ 髪のハリやコシに影響

  • ビタミン類 ⇒ 髪のツヤ、抜けにくい髪を育てる

  • ビオチン ⇒ 髪の成長をサポートする

ですが栄養素ばかり気にしすぎると逆に食事が偏ってしまうので、丼ものを定食に変えたり、間食をお菓子からナッツやバナナ、ゆで卵に置き換えたりするなど少しの意識を変えるだけでいいと思います。

僕自身も僕考えすぎてしまう性格なので「最近忙しかったから今日はゆったり和食を食べよう」「夜遅いからカロリーは控えめにしよう」ぐらいのゆるさで生活していますが、髪も肌も、身体も毎日元気です。

第3位:ミノキシジル外用薬を使う

ミノキシジルは、日本国内で唯一発毛効果が認められている有効成分で、多くの発毛剤に使われています。

日本皮膚科学会が作成している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」にも推奨度が一番高い「A」とされており、クリニック治療でもほぼ処方されます(僕も以前使っていました)。

最初は産毛がぴょこぴょこ生えるのですが、頭皮環境を整えたり、髪にやさしい生活習慣を送ることで徐々に太い髪になっていきます。気になる方は近くのクリニックで相談してみてください。
(※市販もされていますが、初めて使う場合は自己判断せずクリニックで医師に相談するのがおすすめです)

第2位:フィナステリド・デュタステリドの服用

クリニックでの治療はほとんどの場合、フィナステリドまたはデュタステリドとミノキシジルの併用が基本になります。

僕は飲み始めて2ヶ月くらいから明らかに抜け毛が減ったと感じました。それから半年後には生え際がかなり改善され、すごく嬉しかったのを今でも覚えています。

AGA治療は保険が効かないものの、以前と比べれば費用も少しずつ安くなってきています。ケチったばかりにこの先何年も悩んだり、手遅れになってしまうことを考えれば、決して高くないと思います。

それでも費用の捻出が厳しいという方は、AGAの治験ボランティアを活用してみるのも手です。参加条件があったり、事前検診に合格する必要はありますが、謝礼金を受け取れるので、治療費へ回すという裏技もあります。

ただし、頻繁に通院する手間やライフスタイルの制限、副作用のリスクがあるため、慎重に考える必要はあります。

第1位:クリニックへの早期受診

男性型脱毛症(AGA)は、放っておくとどんどん進行するため、早期発見・早期対策がとにかく重要です。

クリニックの受診は、自分がAGAなのか、AGA以外の脱毛症なのかを医師に診断してもらうためでもあります。症状が違えば、治療法も変わるためです。

僕の場合は幸いなことにかなりの初期段階でAGAだということがわかったので、改善するまでの期間もかなり早かったです。薄毛対策は一人で悩まず、自分が信頼できると思う医師のもとで治療をすることが大切。

決して一人で悩まず、セルフケアに過度な期待はしないようにしましょう。(内科、皮膚科、歯科があるようにAGA専門のクリニックがあることを踏まえれば……言わなくてもわかりますよね。)

本記事が一人でも多くの方の参考になれば幸いです。

\Check it out ! /
公式ブログ:https://bello-blog.com/
Instagram:ebato.77


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?