菊地びよ Biyo Kikuchi

おどり手・舞踏、動作研究。 からだを基に個を超えたいのちの行為としておどりを探究。から…

菊地びよ Biyo Kikuchi

おどり手・舞踏、動作研究。 からだを基に個を超えたいのちの行為としておどりを探究。からだの在り様とともに見えない現実を感じる作業として、おどりが生まれるからだの内外/動き/意識を大切に作品制作とワークショップ・交流の場作りなど行っています。

マガジン

  • ほどけるからだbody dialogue space体話舎

    このからだはこの世界にどうあるのだろう…心身の意識と無意識へいざない、舞踏・おどりの始まりに出会うワークの紹介。2~3か月に1回。心身や動きに興味のある人ならばどなたでも。

最近の記事

2024年春の b dialogue space体話舎

春の芽吹きと新緑とともに。 どう可能性を現状に見出すか…外見や表層から是か非や比較し優劣などで判断するのでは自ら限界を作ってしまいます。  今をじっくり感じることで可能性を見つける。その術を見い出せるようなワークをと思っています  天と地への方向感覚を大切に、たとえば地面にからだを委ね踏むことから。そこから勢い・エネルギーを思い切り出せるように、身体感覚を活かし、育て、感受性を高めていきます。からだじゅうに響きを伝えるワークでは、からだが解けてくるとからだの奥から細胞から活き

    • しぐさをほどく~地を傾聴し踏むことから

      旧正月イベントのご案内 しぐさをほどく~地を傾聴し踏むことから2024年2月13日(火) 15:30〜17:30  からだごとで傾聴することからのワーク  地を踏むことで「根を持つこと翼をもつこと」の可能性を探る (どなたでもご参加できます) その存在それ自体に根をおろす 生と死を支える大地に 踏み 身を放つ  その瞬間「根をもつことと翼をもつこと」は一体となるか 場所:サブテレニアン (板橋区氷川町46-4 B1) 東武東上線大山駅北口より徒歩7分 or 都営三田

      • ナイトスキップ night skip

        場と一体となる、からだを手放しからだそのものになる時間。スキップするしないは不問。地を踏む、弾む、浮揚する…表現以前の感覚を大切に感じ想像し広がる世界との交流。周囲の世界はからだを作り、またからだによって世界は作られている。 2011年より活動。変わりゆく場の話を聴きおこなう地名を冠したナイトスキップは醍醐味。 With our motto of becoming a part of the place, stepping on the ground, sinking, f

        • 民族文化映像研究所の上映会へ行きました。

          民族文化映像研究所(民映研)の姫田忠義回顧上映へ行ってきました。民映研は「今を生きる人々の生活行為を見つめ続けることにより、自然との深い対応と共生のありよう=基層文化を明らかに」しようと活動をされている。今回の会場はアテネフランセ文化センター(久しぶりに行き周囲が新しいビルばかりの中、壁の意匠も懐かしく出来るだけ長くこのままを願います)。  簡単に今思い浮かぶことをノートにします。 「越後奥三面ー山に生かされた日々」(1984) は、山に生き生かされる人々の姿を丹念に撮ら

        2024年春の b dialogue space体話舎

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        • ほどけるからだbody dialogue space体話舎
          2本

        記事

          body dialogue space 体話舎

          それぞれに心地よいからだ からだをゆったりと味わい心地よさを見つけていくことを目指しています。 いのちのはじまり…宇宙の始まり、地球の始まり、 からだの始まり、魚類,爬虫類,鳥類…を通って 天と地の間に直立二足歩行へと舞い踊るに至った いのちの記憶を生かして それぞれのからだを 無理なく伸びやかに心地よく感じ味わう どなたでも参加できる時間です。 12月 2日(土) お休み   西荻窪 4日(月) 10:00~12:00 国分寺 5日(火) 14:00

          body dialogue space 体話舎

          biography(作成途中)

          2023年 「しぐさをほどく ナイトスキップ編 トーク&ワーク」 2023年 「スキップ動作の想起にともなう感情と身体感覚の特性」(修論) 2021年 ソロ公演「たゆらふ 余白の鼓動 その交々」  (ストライプハウス/六本木) 2020年 ソロ公演「たゆらふ」       (earth + Gallery/木場) 2020年

          biography(作成途中)

          profile

          日常生活の表には感じられない様々ないのちの在り様と現代社会のギャップを埋める作業として、一番身近な自然としてのからだを通して制作(おどること)と、ワークショップや交流の場作りなど行っている. 7~14歳にバレエ、中学で陸上、高校で体操、大学で演劇、謡仕舞などを経て大野一雄舞踏研究所に通い学ぶ ヨガ・野口体操・気功・野口整体などの身体技法に取り組んでいる。 1999年ソロ作品発表開始。2004~2007年グループ作品制作 〈body dialogue space体話舎〉

          このnoteについて

          長年使っていたHPがわりのブログ(2008~2022年)を、半年以上開けられなかった時期と、ブログ運営会社が業務停止しすべての投稿消去する時期とが一致してしまい、 これまでのブログのすべてのデータが消えてしまいました。 記録をブログにしか残していなかったので、今とにかく手元にある記録を基に作り直そうと思っています。 失くしたブログには、その都度の記録や、出会った愛おしい瞬間の写真や、感じたことを書いては消して何度も書き直したりの文章などを残しておいたつもりでした。 後で読

          作品・活動以前これまでのメモ

          (備忘録として 少し長めのこれまで) 以前ブログに書いていたことを思い出しながら これまで、影響を受けた人・もの・こと、感じ考えたこと など 小学2年より中学までのバレエ、その間の中学での陸上部、高校で体操部、大学まで毎夏冬のキャンプなど、さまざまな動きや感覚の体験 高校時の聾啞者との言葉を超えた交流から、身体による表現に関心. 大学で障害児教育専攻.演劇研究部に所属し音響・照明・小道具裏方から役者、作・演出(野外円形舞台作品、声と動きの作品)など、舞台のさまざまなこ

          作品・活動以前これまでのメモ