VTuberの卒業はエンタメになりうるか

私は案外 VTuberの卒業・引退という物を楽しんでいるのかもしれない、という話し。

※これは性格が悪めの文章です。VTuberや活動者といったコンテンツを純粋に楽しんでいる人は不快になる可能性がある内容を含みます。ご了承ください。


VTuberの卒業やそれに付随する出来ごとを見ていて、悲しいと思うと同時に「これってエンタメだな」と思うことが多くなってきた。

卒業・引退の良い?要素が ぱっと思いつくだけでも3つある気がする。


◆良い思い出になる
そのVTuberを見ていた時間のすべてが、自身の中で思い出という物語として完結する感覚。
感動的な引退式みたいなものがあれば物語として、より美しくなる。
昔、こんなにも魅力的なVTuberが居たんだっていう様な思い出話にもなる。

◆活動を再開したとき嬉しい
一度、喪失感を味わったからこそ「再会できた」という喜びが大きくなる。

◆転生先を見つけた時の喜び
上で書いた再会の喜びにプラスして、隠されていた秘密を暴くことが出来たという気持ち良さが凄いと思う。
秘密を共有している感覚とか、自分はこの秘密を知っているんだぞ、という優越感もあるかも知れない。


そういう要素が組み合わさると下記みたいに見えてくる。

・活動者側が卒業の時にエモや感動を作り出そうとしている感じ
・転生先で、卒業からの一連の流れに物語性を持たせている感じ

そういう風にとらえてしまう要素が多くて、エンタメと感じてしまうことがある。単純に私がひねくれていたり、性格が悪いだけかもしれませんが。


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