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#361 秋の富山ひとり旅(2)~富山のジオスポット巡り~

 宇奈月温泉から富山地方鉄道に乗りまして、新魚津駅まで向かいます。

白エビのおにぎり
車内でパクり
(2022/11/2)
魚津駅
新魚津駅と隣接している
(2022/11/2)
駅前の様子
立山連峰は雲の中
(2022/11/2)
蜃気楼の見える街
(2022/11/2)

 ここからはカーシェアを使って移動していきます!

 まず向かったのは、魚津埋没林博物館。国の特別天然記念物に指定された埋没林が保存展示されています。

魚津埋没林博物館
(2022/11/2)

 埋没林の展示以外にも、富山の地質に関する資料も展示されており、地学好きにはたまらないスポットとなっています(笑)。

飛騨帯の多彩な岩石
(2022/11/2)
ジルコンが語る大地のルーツ
(2022/11/2)
富山県パズル
富山産の木材を使用
(2022/11/2)
魚津埋没林(昭和初期)
(2022/11/2)
埋没林の音比べ
(2022/11/2)

 魚津市は埋没林以外にも、蜃気楼がよく見える街として知られています。残念ながら今は蜃気楼のシーズンではありませんが、春から初夏の3月下旬から6月初旬にかけてがよく発生する時期だそうです。

魚津の蜃気楼
(2022/11/2)
蜃気楼体験コーナー
(2022/11/2)
屋外コーナー
シーズン中であればここから蜃気楼が見えるらしい
(2022/11/2)

 お待たせしました!いよいよ埋没林を見学していきましょう。

いよいよ埋没林コーナーへ
(2022/11/2)

 そもそも埋没林とは一体何者で、どうやってできたんでしょうか?

埋没林
(2022/11/2)

 埋没林とは、文字どおり「埋もれた林」のことで、世界各地で発見されています。林が埋もれる原因には、火山の噴火に伴う火山灰や火砕流、河川の氾濫による土砂の堆積、地すべり、海面上昇などさまざまなものがあります。埋没した年代もさまざまで、数百年前から数万年前のものまであります。
 今見学している魚津埋没林は、約2000年前、近くの片貝川の氾濫によって流れ出た土砂がスギの原生林を埋め、その後海面が上昇して現在の海面より下になったと考えられています。

片貝川扇状地砂礫層
(2022/11/2)

 埋没林は、その森林が生育していた場所全体が地下に密閉され、木の株だけでなく種子や花粉、昆虫などが残っているため、過去の環境を推定する大きな手がかりとなります。

水中展示
(2022/11/2)
自然の芸術?
(2022/11/2)
水中の埋没林
(2022/11/2)
ちょっとホラーなトリックアート
(2022/11/2)
ここから先は埋没林がうまっているらしい
(2022/11/2)
埋没林はこの下に
(2022/11/2)
乾燥展示室
(2022/11/2)
迫力がある!
(2022/11/2)
巨大な埋没林
根っこだけではありません
(2022/11/2)

 今見学している魚津埋没林は「立山黒部ジオパーク」の一部に指定されています。
 「立山黒部ジオパーク」はこのほかにも、黒部峡谷や室堂平などといったスポットが指定されています。

見どころ満載「立山黒部ジオパーク」
(2022/11/2)
富山湾を一望
北側方面
(2022/11/2)
富山湾を一望
対岸は氷見市あたり
(2022/11/2)
魚津市街を一望
(2022/11/2)
埋没林アート
(2022/11/2)

 埋没林見学の後は、博物館に併設されたカフェでおやつタイム!

おやつにソフトクリーム
(@キニナル 魚津埋没林博物館店)
(2022/11/2)
魚津の俯瞰図
(2022/11/2)

 これにて、(984)富山県魚津市、制覇!

No.984 富山県魚津市(8/15)
ひとまず半分突破

 続いて向かうは入善町。黒部川の扇状地の中に位置する町です。扇状地ということで、町内にはたくさんの湧き水スポットが見られます。

扇状地湧水公苑
(2022/11/2)

 湧水が多い入善町には、全国的にも珍しい湧水で生育する杉林「杉沢の沢スギ」があります。森林内では多様な生態系が見られ、国の天然記念物に指定されています。また、こちらも「立山黒部ジオパーク」の一部となっています。

杉沢の沢スギ
(2022/11/2)
杉林の中をお散歩
(2022/11/2)
伏条更新
地面近くから横に張り出した下枝が地面に接するとその枝が根付いて成長する
(2022/11/2)
豊富な湧水
(2022/11/2)
水のBGMが心地よい
(2022/11/2)

 森林浴の後は、入口にある「沢スギ自然館」へ。

沢スギ自然館
(2022/11/2)
黒部川扇状地湧水群
(2022/11/2)
海底林
埋没林は陸、海底林は海から発見されたものを指す
(2022/11/2)
湧水の町・入善
(2022/11/2)
展望台より一望
そろそろ日没の時間
(2022/11/2)

 沢スギを見学した後は、湧水スポットで飲料水を調達します。

高瀬湧水の庭
(2022/11/2)
周辺マップ
(2022/11/2)
名水をいただきます
(2022/11/2)

 湧水のまちを五感で味わったところで、(985)富山県入善町、制覇!

No.985 富山県入善町(9/15)

 そろそろ日没という事で、黒部市の生地漁港から夕陽を眺めることに。

めちゃめちゃ綺麗な夕陽
(2022/11/2)

 魚津駅に帰還するころにはすっかり暗くなっていました。

日没後の魚津駅
(2022/11/2)
駅前にも水飲み場が
(2022/11/2)

 そういえば、魚津市は日本史でお馴染みの「米騒動」の発祥地でしたね。ふと思い出しました(笑)。

あいの風とやま鉄道
かつては北陸本線だった
(2022/11/2)

 魚津からはあいの風とやま鉄道に乗って富山第二の都市・高岡まで一気に移動します。

高岡駅
(2022/11/2)
ドラえもんポスト
(2022/11/2)
越中国守・大伴家持(『万葉集』編纂者)の像
高岡は「万葉のまち」としてPR中
(2022/11/2)
ドラえもんの散歩道
藤子・F・不二雄は高岡出身
(2022/11/2)

 夕食は駅前のお店で富山ブラックラーメンをいただきました。以前食べた元祖のお店よりもかなりマイルドで食べやすかったですね。

夕食は富山ブラック×高岡コロッケ×昆布おにぎり
(@らぁめん次元)
(2022/11/2)

 今晩の宿は快活ですので、もう少し夜の高岡市街を散策して滞在時間をケチります(笑)。

高岡の商店街
(2022/11/2)
路面電車
(2022/11/2)
高岡大仏
(2022/11/2)
月夜の大仏
(2022/11/2)
高岡古城公園
(2022/11/2)
射水神社
夜は締まっていた
(2022/11/2)
前田利長騎馬像
(2022/11/2)
朝陽橋
(2022/11/2)
夜のライトアップが良い感じ
 (2022/11/2)
高岡市役所
(2022/11/2)
快活CLUB 高岡店
(2022/11/2)

 夜の高岡散策は軽く流しましたが、高岡市内の観光はまた明日じっくりしますので、乞うご期待ください!

 本日はこの辺で以上とします。おやすみなさい…。


















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