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#402 冬の熊本旅(4)~天草に上陸~

 宇土半島の南側から山を越えまして、北側の宇土市に向かいます。

みかん!
(2023/2/15)
八代海(不知火海)を一望
(2023/2/15)
みかんの段々畑が一面に
(2023/2/15)

 続いて向かったのは長部田海床路。こちらも近年人気のフォトスポットになっています。

長部田海床路
(2023/2/15)

 長部田海床路がある有明海は日本一の干満差を誇るため、干潮時と満潮時とでは異なった風景が見られます。今回の訪問時は恐らく満潮寄りでした。

奥に見えるのは雲仙岳
長崎は目と鼻の先
(2023/2/15)

 そしてここには「麦わらの一味」のジンベエの像が設置されています。ゾロに続いて2体目です!

麦わらの一味:ジンベエ(操舵手)
(2023/2/15)
それにしても絶好のロケーション
(2023/2/15)
潮がどんどん満ちていく
(2023/2/15)

 絶景を満喫したところで、(1033)熊本県宇土市、制覇!

No.1033 熊本県宇土市(14/45)

 宇土半島を西に進んでいくと、再び宇城市内へ。続いては三角西港を散策していきます。こちらの港は明治時代に殖産興業の一環で整備されました。「明治日本の産業革命遺産」の一つとして世界文化遺産にも登録されています。

三角西港
(2023/2/15)
旧高田回漕店
(2023/2/15)
開港時からの建物
海運業を営む高田儀丸の回船問屋だった
(2023/2/15)
物産館「ムルドルハウス」
三角西港を設計したオランダ人の名前に因む
(2023/2/15)
旧三角海運倉庫
現在は喫茶店として利用
(2023/2/15)
龍驤館と富岡敬明像
(2023/2/15)
浦島屋
明治の時代の宿「浦島屋」を復元
(2023/2/15)
現在は資料館と休憩所として利用
ここに立ち寄った小泉八雲に関する資料の展示も
(2023/2/15)

 西洋風の建築が立ち並び、なんだか長崎を彷彿とされる感じでした。

 三角「西港」があるなら、もちろん「東港」もございます(笑)。ということで、そのまま三角東港に向かいます。

 先ほどの西港は山がちな地形のため、その後の発展や拡張には少々難がありました。そのため、三角東港が新たに整備されることになりました。現在も東港は交通の拠点と機能しており、この先の天草の玄関口にもなっています。

JR三角駅
(2023/2/15)
三角東港
(2023/2/15)
海のピラミッド
(2023/2/15)
中は螺旋状に
(2023/2/15)
東港を一望
(2023/2/15)

 (1032)熊本県宇城市を再訪したところで、いよいよ天草地方に入っていきたいと思います!三角から天草本島までの間には天草五橋と呼ばれる橋が架かり、大小幾つかの島を経由しながら天草本島に到達するルートとなっています。

 最初の橋である天門橋(1号橋)を渡ると大矢野島に入り、ここから先は上天草市になります。

 大矢野島は日本史でお馴染みの島原・天草の一揆の指導者・天草四郎が生誕の地として知られています。(諸説あり)

 ひとまず天草地方初上陸を記念しまして、道の駅でひとやすみしましょう!

道の駅 上天草さんぱーる
(2023/2/15)
ソフトクリームを食べてひとやすみ
(2023/2/15)

 せっかくなので、道の駅の隣にある天草四郎ミュージアムも見学していくことに。

天草四郎ミュージアム
(2023/2/15)
天草四郎の像
(2023/2/15)

 館内は写真撮影NGでしたが、天草四郎の生涯や天草・島原地方の隠れキリシタンに関する展示が中心でした。隠れキリシタンと言えば、2020年の長崎実習を思い出しますね(笑)。

愛の鐘
(2023/2/15)

 大矢野島からさらに4つの橋を渡りまして、天草下島に上陸しました。続いては天草諸島を一望できる高舞登山展望台へ向かいます。

高舞登山展望台
天草諸島&島原半島を一望
(2023/2/15)

 これにて(1034)熊本県上天草市、制覇!

No.1034 熊本県上天草市(15/45)
3分の1突破!

 天草市に突入し、続いてもビュースポットへ向かいます。今度は天草最高峰の倉岳山という場所で、山の上に鳥居が立つ人気のスポットとなっています。時刻は夕暮れ時という事で、夕陽とのコラボも期待できそうです(笑)。

倉岳神社
(2023/2/15)
奥に見えるのは天草五橋
(2023/2/15)
そろそろ日没
(2023/2/15)
鳥居と夕陽
(2023/2/15)
トワイライトタイム
(2023/2/15)

 道中はなかなかの山道でしたが、わざわざ運転して上ってきた甲斐がある絶景でした!しかも見事な快晴だったので、綺麗な夕陽も見られて完璧ですね。

 日も沈んだところで、今夜の宿に向かいましょう。本日は天草の中心部・本渡にある民宿で1泊します。

民宿 花月
(2023/2/15)
和室は落ち着く~
(2023/2/15)

 さて、夕食は天草名物「天草ちゃんぽん」をいただきます。天草ちゃんぽんは、長崎ちゃんぽん(長崎市)、小浜ちゃんぽん(雲仙市)と並んで、日本三大ちゃんぽんの1つとされています。「日本」と言いながら、ほぼ地域が一極集中なのは内緒です…。
 長崎で定着したちゃんぽん文化が海を越えて天草に伝わったものが「天草ちゃんぽん」というわけですが、こうした食文化の面からも長崎との交流の深さがうかがえますね。

龍華園
(2023/2/15)
天草ちゃんぽん
(2023/2/15)

 昔ながらの町中華で食べるちゃんぽんはどこか懐かしさを覚える味でした。お値段もとてもお手頃でありがたいです(笑)。

 本日はここまで!今日はなかなかの移動でしたが、明日もなかなかの移動となりそうです。それでは、おやすみなさい…。





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