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美波 ONEMAN LIVE「stray city」セトリ&全MCまとめ

2021年12月22日に中野サンプラザホール(東京)にて行われた、美波 ONEMAN LIVE「stray city」のセトリ、MC、演出を記憶の限り書き綴りました。

(バンドメンバーと共に美波入場
MC.(ホロネスのイントロで)ホロネス)
1.ホロネス

((ドラム)1!2!3!4!)
2.Prologue
(1番サビ終わり.「さよならってぇぇぇぇ!」
2番.「お前はいいよな」の「いいよな」語り
ラスサビ前.「いっか、もう」の後、「いいよな?東京」
ラスサビ前.「プロローグ」語り
ラスサビ.「お前はいいよな」の「いいよな」語り
ラスサビ.「プロローグぅぅぅ!」)
(MC.(曲終わり)よろしく東京)

(MC.こんにちは美波です!うわ〜すごい
うわ〜、ちょっと、みんな、(イヤホン取りながら)みんなの拍手がちょっと生で聴きたいから拍手もう1回もらっていいですか笑いやーすごい、ありがと、すご〜い、ありがとうございました。
今年ラストの、2021年ラストの、美波ライブです。今日は、平日、水曜日なのに、あれ水曜日だよね?あれ水曜日?(ベースに確認、ベース頷く)あ、水曜日ですね。水曜日なのに、わざわざここまで足を運んでくれてほんとにありがとうございます。
すごい、いっぱい人がいる。
ね、ちょっと、ね、あの、色々、ライブがね、前までは出来なかったけど、ちょっと、今はいい感じにね、ライブができる〜っていう感じになって、ライブを年末に入れちゃいました。えー今日はほんとに精一杯歌うので、今年最後、全部振り絞って私は帰るつもりなので、皆さんも、あ、まてちなみに、ライブ〆だって人いますか?おけっこういるね〜。他のライブまだ行くんだ〜って人?(おどけた調子で)あ、正直だね〜来年は美波でよろしく。ふふふふ、来年のライブ〆は美波でよろしくお願いしますね?
では、今日は、しっかり全てを出し切って、2021年を終えたいので、皆さんも協力して、ください、ふふふふ。
たぶん、声とか、今出せないからさ今、そう、声出せないから、あの、でもさ、体で、いっぱい表現して、帰って欲しいなって思って、ライトなんかも作って、みたりしたので、あの好きな時に照らしていいからね気使わないで、好きな時に、点灯して、そつけたいなって時につけて消したいなって時に消したりとかして、そ、でライト持ってない人は、手で、いっぱい表現してくれたら嬉しいし、そう、いっぱい踊り狂って帰ってください、今日は全部出し切るぞぅ!よろしくお願いしまーす)

(MC.(イントロで)ちなみに皆さん飛べたりしますか?飛んでくれたら嬉しいな、JUMP!JUMP!JUMP!)
3.ライラック
(2番サビ.「汚せ」語り気味
2番サビラスト.「顔をあげろぉぉぉぉ!」
ラスサビ前.「ただひとつ」語り
ラスサビ前.間奏でハミング
ラスサビ終わり.「未来もあるんだぁぁぁ、あーー踊れ!」)
(MC.(曲終わり)ありがとう)

(ドラムソロ)

4.カワキヲアメク
(2番終わり.「止まないで」音程アレンジ、超ロングトーン
2番終わり.ベースソロ→ドラムソロ→ギターソロ
ラスサビ終わり.「晴れないでよ」超ロングトーン)

(ピアノソロ)

(MC.ありがとうございます!すごい、光ってる、ありがと〜、みんなもね、持ってない人も、手上げてくれてありがとね、凄く嬉しいです、ありがとう
いや〜ライブっていいなって、やっぱ、思います。私ってすごい、みんなに伝えるのが、言葉で伝えるのがすごく苦手だから、すごい喋るとこう、ドキドキしちゃうから、そう、伝わってるかなって、めっちゃ、めっちゃ嬉しい、ほんとありがとう
元々私はすごく臆病で、なんか、気が弱いって言うかさ、そう、気が弱くて、気が弱い自分を必死に隠そう隠そうって生きてて、そう、音楽も、そんな感じで始めてたのね?言葉で上手く伝えることができないから、上手く相手に気持ちが届かないから、音楽を始めようって、そう、そういうキッカケもありました。そう、で、ライブやってて、去年とか一昨年とか、かな、そう、去年じゃないか、一昨年、一昨年?2、3年前か、の時のライブの時、結構私、自分が分からなくなっちゃうっていうか、ホントの自分てどれだろうっていう状態に陥ってた時があって、でそんとき、けっこう「うぅ」って、こう、「ううぅ」っていう風になってた時があったのよ、でそれを必死に隠そうと「おまえらぁぁ」とか「かかってこいよぉぉ」とか、そう、そうやってやれば、上手く弱い自分とかも隠せるかなって風に思ったんだけど、なかなかそれも難しいもんで、そう、あーそれでもやっぱりホントの自分ってどれだろうなって思っちゃう瞬間があったんですよ。で、このコロナ禍に入って、ライブが出来なくなって、すごい自分と向き合えたんですよ。1人になって、部屋で、自分は自分でいいんだって、思えた。(涙ぐむ)みんなもあるかな、そういう時。
私は少なくともすごく弱い人間だったから、音楽を始めて、少しづつ今も強くなれてる気がします。で、こうやってみんなが来てくれてるから、それが自信に繋がる。これからも歌い続けようって、思えます。ほんとにありがとうございます。
私が、ひとりぼっちで、どうしようどうしよう、音楽も上手くいかないし、これからどうしようかなって、ずっと、思ってた時に書いた曲です。聴いてください。)


5.水中リフレクション
(ラスサビ前サビ.マイク無し完全アカペラ
ラスサビ前サビ終わり.「いいの?」語り)
(MC.(曲終わり)ありがとう)

(MC.(アコギ弾きながら)
ありがとうございます!
いやー、突然だけどもうすぐクリスマスだよね?1人で過ごす人、正直に。流石だよねー、流石だよ。え、じゃあ逆に、恋人と過ごす人?ダメだね、ダメだね。友達と過ごす人?いいねー。恋人と過ごす人?ダメだねー(即座に)そっかそっか、いいですね。ね、クリスマス、何しよっかなって思ってて、私はでもスノボに行ってきます。人生初スノボ(会場謎の拍手)あーありがと拍手。えーそんな讃えられることなんだ。讃えられることなんだこれは。そう、初スノボに行こうかなって思ってて、私鈍臭いんで、ちょっと骨折してしまったらどうしようって、ね、スノボって難しいのかな?難しい?難しい?あ、難しいんだ。ありがとう、頷いてくれて、難しいか…スキー、スキーより難しいの?あ、スキーより難しい…スキーにしとこうかな。そっかそっか。
まぁクリスマス、もうすぐクリスマスなんだけど、ね、そ、帰りに、私から、ささやかなプレゼントを用意しているので、受け取って帰ってください。大したものじゃないですが、記念品として持って帰ってください。
声出したいよね、ね、もどかしいよね、でも来てくれてありがとね。やっぱり、100%楽しんで帰るってことが今難しいじゃないですか。うん、だけど、その、それでもこうやって足を直接、ここに会場に足を運んでくれること、すごく感謝しております。なんか、美波のライブって、すごい、あたしさ、ステージに立ってるじゃない?立ってるけどさ、なんか、あたしお客さんの、その、みんなのいる所で歌ってるような気分なんだよねいつも、美波ライブの時って。そう、なんか、みんなでさ、こう、横並びじゃないけどさ、横並びになって、みんながこうやって、横向きながらさ、こう体育座りで聴いてくれてるような感覚?そう、あたしそれがすごく好きで、そういうファンの方が、優しいファンの方がいっぱいいるから、そう、すごくライブやってて心地が良いって言うか、そう、緊張はもちろんするんだけど、なんだろ、安心感って言うか、家族みたいでさ、私だけ思ってたらごめんねなんだけどさ、そうすごくいつも幸せな気持ちで歌ってます。今日冒頭からすごく緊張してたんだけど、みんなの顔見たらすごく元気がで出て、あぁみんな優しい眼差しで聴いてくれてるなってのがすごく伝わって、ごめんね?あたしすごく伝えるのが下手くそだから、あれなんだけど、そう、ほんとにみんなに感謝してるよってことです。ふふふ、ありがとう。
次歌う曲はさ、まだ、こんなに沢山のみんなと出会う前に、時に作った曲なんですよね。そう、まだその時は、すごく自分でも葛藤してて、音楽で生きていけるかいけないかっていう狭間の部分を生きてて、そん時に作った曲なんですけど、聴いてください。ふふふ)

(MC.(曲前に)main actorという曲です)
6.main actor
(1番終わり.「歌ってんだろぉぉ!」発狂
ラスサビ前.「僕だから」語り
ラスサビ.「許しておくれよぉぉ!」超ロングトーン)

(メンバーによる演奏)

(MC.(イントロで)行くぞ東京!!)
7.フライハイト
(イントロ.メンバーとともにハミング
MC.(ラスサビ前の間奏)私たちが声出すからさ、気持ちで全部ぶつけてください
ラスサビ後.発狂)

8.君と僕の154小節戦争
(イントロ.バンドメンバーが手拍子を煽る)

(メンバーによる演奏)

9.アメヲマツ、

10.DROP

(BGM)

11.この街に晴れはこない

(MC.(イントロで)2021(にーまるにーいち)、美波、ラストソング、グッドラッカー)
(スクリーンに「グッドラッカー-幸せを喰いし者たち-」の文字が映し出される)
12.グッドラッカー-幸せを喰いし者たち-
(MC.(曲終わりに)ふぅ、またどこかで、GOOD LUCK)

(終演後、グッドラッカーのものと思われるジャケ写がスクリーンに映し出される。
その後「soon」の文字。)

前回のONEMAN LIVE「YELLOW LINE」から3ヶ月弱、この間新曲の発表等は無く、「同じセトリでライブを行うのか?」という異質な気持ちで会場へと足を運んだ。

ステージ中央には巨大な「373」のロゴとstray cityの文字、大きなクリスタルの結晶に青を基調とした照明と、雪山を思わせる世界観のセットが組まれていた。恐らく「この街に晴れはこない」の世界観を意識したものと思われる。
本人Instagramにもそれを匂わせる記述がある。

終演後のステージ

今回ライブを行った理由として、彼女はMCで「ちょっと今は(世の中が)いい感じになってきて、年末に入れちゃいました笑」と語った。私の座席から彼女の表情までをうかがい知ることは出来なかったが、ステージ上を大きく動き回る姿やMCから、彼女が本当にライブを楽しんでいることがひしひしと伝わってきた。

本人Instagramより

1曲目のホロネスで美波ワールドに包まれた会場はPrologueで一気に爆発。お茶目なMCを挟みつつライラックやカワキヲアメクなどの人気曲で駆け抜けていく。

自分と向き合うことへの苦悩、音楽制作の苦悩、コロナ禍での葛藤を語った美波は少し涙ぐむような様子も見られた。
そんな中で披露されたのは「水中リフレクション」と「main actor」いずれも彼女の葛藤の中で生まれた楽曲であり、その時の感情をありのまま吐露するかのようなパフォーマンスに会場の空気は一変。その雰囲気に圧倒され、皆がステージ上に釘付けとなった。

本人Twitterより

サポートメンバーの演奏を挟み、「行くぞ東京!!」という美波の叫び声が我々を再び元気な美波の世界へと引き戻す。
DROP収録曲やアメヲマツ、を披露し会場のボルテージはMAXに。歌声も力を増していく。

最後の曲は「この街に晴れはこない」優しさの中にも強い力がこもった彼女の声が響く。『次の街でまた会いましょう』という歌詞が彼女からのメッセージのように感じられる。

本人Twitterより

前回のYELLOW LINEと同じく、11曲を見事歌いきった。終演かと思ったのも束の間、突如イントロと共に美波が話し始める。スクリーンには「グッドラッカー-幸せを喰いし者たち-」の文字。彼女が2021年最後の1曲に選んだのはこの新曲だった。疾走感のあるアップテンポな楽曲には『全部出し切る』と言った彼女の想いが乗っていた。
今度こそ本当に全ての曲を歌いきった彼女は大きく息を吐き出し一言、「またどこかで、GOOD LUCK」溢れんばかりの拍手に送られステージを後にした。

本人Instagramより

編集後記

ライターとしてペンをとる(と言っても作成はスマホだが笑)のは約4年ぶりだった、やっぱり文字を書くのは楽しいな。昔ブログやってた時は界隈が違かったからライブレポ書くのは初めてだな。
今年行ったライブはなんと12本、いつからこんなに音楽に人生かけるようになったんだろうね俺。
後にも先にもこんなに自由に生きられる年はなかなかない気がする、なんやかんや幸せだったな2021

美波さんはやっぱり生の迫力がえげつない「序盤からそんなにシャウトして大丈夫?」ってくらいに飛ばしてくのに全然声枯れないの本当にすごい。
会場の盛り上げ方、MCの繋ぎ方、そして生でこそ伝わる楽曲性、全部がライブを素晴らしいものにしてる。これから先もずっと聴いていたいなって思える人だった。

どんなに心動かされる時間を過ごしても、悲しきかな人間の記憶は確実に薄れていく。だからこうして文字におこすことで思い出を書き留めていこうと思う。しがない学生の拙い文章をここまで読んでくれてありがとうございます。来年は受験だけど、音楽の美しさだけは忘れずに生きていたいな。以上びゔでした。

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