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声優の「顔ファン」ってさ……



私「え、全然良くない?」


声優総露出時代?!


昨今のアニメ、声優ブーム。


『鬼滅の刃』
『呪術廻戦』
『東京リベンジャーズ』
『SPY×FAMILY』などなど。 


色んな作品がヒットしていることもあり
それに伴って出演声優さんも
どんどんメディアに出ておられます。
すごい世の中です…!



他にも雑誌や写真集、ライブイベントなど、
声優さんご自身の露出がかなり増えています。
すごい世の中です…!(デジャヴ)



曲がりなりにも「オタク」として
生きてきたということもあって、
声優さん(主に男性声優さん)は好きです。



声が良い人、演技が上手い人、歌が上手い人、
モノマネが上手い人、トークが面白い人などなど
いっぱいいます。


その中でもいつもちょっとだけ
なんともいえない雰囲気になりがちなポイント、

「顔がカッコいい(or美人な)声優さん」



御本人の話というよりその方々のファンについて。


いわゆる
「顔ファン」という言葉。
本業(声優なら声や演技力、歌手なら歌唱力など)
のポイントではなく、
「シンプルに顔が好みだから推してます」
っというイメージの方。


あまりポジティブなイメージでない時に
使われることが多い「顔ファン」という概念。


冒頭にも書きましたが
個人的には「別にえぇやん」って思います。

もちろん顔ファンに限らず
「何が好きで推すか」なんて何でも良いと思います。

「好き」のきっかけなんてファンの数だけ存在します。

コンテンツのイメージを
上げるのも下げるのもオタク



あなたが何か新しいものに興味が沸いた時、
何でもいいです、
例えばバイクに興味が湧いたとします。


きっかけは
「好きな俳優さんが乗ってるのをインスタで見た!」
から。


あなたはある2人のバイクオタクの方に
その話をしました。
すると双方からこのような返答がありました。


Aさん「バイクなんやから車体の感じだったり
タイヤ、ホイール、マフラー音、エンジン音とか、
もっと他に色々見るとこあるやろ……」



Bさん「○○さんも乗ってるんや!へぇー!
バイク乗ってる姿ってかっこえぇよなー!わかる!」



さて、バイクへの興味がより湧くのはどちらですか?




私はBさんです。


もちろんAさんのほうが良いという方も
いらっしゃると思うのであまり否定はしませんが、
私ならちょっと傷付きます。
(豆腐メンタルの性)



ただ、好きだからこそ、詳しいからこそ、
色々思うことがあるAさんの気持ちもすごく分かります。
(実は私もどちらかというとAさんタイプでした(笑))



ただ、新しい分野の扉を叩く人に対しては
出来るだけオープンな感じで
優しく受け入れるほうがベターなんじゃないかと、
最近は思うようになりました。



「あー……なんかバイクオタクって
めんどくさい人多いんかな」


こう思われてしまったら
コンテンツとしても結構痛手だと思います。


(※世の中にいるバイクオタクさんの
大半は良い人だと思ってますので、
例に関してはあんまり気にしないでください!
すみません!ごめんなさい!!ごめんなさい!!!)

さっと受け入れ、じわじわ沈めて


興味を持った人がせっかく現れたのに
先ほどのようなネガティブイメージによって
冷められたり、挙げ句の果てに
そこから去られてしまっては
ものすごくもったいないと思います。


なのでもし、あなたの好きなコンテンツにおいて
ご新規ファンのような方をお見かけしたら
両手を広げて笑顔でお迎えしましょう。

そしてその先にある更なる沼に
じわじわと沈めていってさしあげればよいのです。

相手に煙たがられてしまうぐらい
強引にいってしまうのは良くありませんが、
少しでも興味を持ってもらえたら
じっくり、優しく、丁寧に、お話を聴く。


そして隙を見て、より深い推しポイントなどを
じっくり刷り込んでいけばよいと思います。


…ちょっと雲行きが怪しくなってきたので
ここまでにしますが(笑)、
とにかく間口を広げるのは
既存のオタクの務めなのかなと思っています。


おいおい、綺麗事言うなよ!

もちろん、
「いやいやそんなこと偉そうに言われたって困るわ」
っていう人もいると思います。


わかります、元Aさんとして(笑)、
何だったら作品によっては
Aさん要素はまだ3割ほど残ってるので
その気持ちはめちゃくちゃわかります。笑


「その推し方はどうしても許せない!」


のような考え自体は全然良いと思います。


好きなものに対する
理念、プライド、ポリシーがあるのは当然。
その強い気持ちは消さずに持っておくべきだと思います。


なのでそういう人は無理をせずに、
ただひたすらまっすぐ
その好きなものに向き合い続ければいいと思います。
自分に合う人たちだけで語り合うのでも良いと思います。


だって仕事でもなんでもない「趣味」の世界です。
日々のストレスを解消してくれる「趣味」の世界で
新たなストレスが生まれてしまっては本末転倒。
考え方の合わない人と無理に関わる必要はありません。

「私、あなたのその推し方、好きじゃありません!」

とわざわざ相手に
人差し指を突きつける必要はありません。
お互いに楽しくなくなるだけです。

「なるほどな〜そういう推し方する人もいるのね〜
まぁ自分は違うけどね〜、さて、ゲームするか♪」

と自分の中で適当に回収して終わらせるのが
精神衛生上にも一番良いと思います。

最後に

アイドルを苦しめるのは、
いつだって"好き"の感情なんだよ
「アイドリッシュセブン」より

私が好きなソシャゲ、
「アイドリッシュセブン」
という作品にあったセリフです。


100人のファンが居たら100通りの推し方があります。
その中には互いの推し方が合わない人もいます。

「やっぱり歌ってる時の○○くんが一番!」

「○○くんは歌より芝居のほうが上手いよね」

「歌とか芝居の時より
バラエティの時の○○くんが一番活き活きしてる!」

みんなそれぞれ違う気持ちだけれど、
どれも正解だと思います。

自分だけの推し方、相手だけの推し方、
それぞれ違うベクトルで
コンテンツを盛り上げていけば
良いんじゃないかと思います。


あなたの毎日が
素敵な推し活ライフで潤いますよう、
陰ながら応援しています!

長々と偉そうにすみませんでした。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!

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