女子的夏休み③
久しぶりの連休を作って、
大学の後輩と一緒に、
東京の美術館・展覧会巡りをしてきました。
まずはお台場の日本科学未来館にある、
“デザインあ展”
へ。
夏休み中なのもあってちびっこたちで溢れていました。
体験系の展示は待ち1時間以上の大行列。
諦めて、ほかの展示を見ることにしました。
360度スクリーンに囲まれて、
みかんやぶなしめじやいちごがバラバラに分解されていく様が映像で映される、
解散!
がかなり迫力があってワクワクしました。
分解されたぶなしめじがちょこちょこ行進してるのがすごく可愛かった。
中でも一番心に残ったのは、
“じかんのかたち”
というこの展示。
(写真の下手さよ)
さまざまな時間の枠だけが、
壁にたくさんかけられている。
漫画のコマとか、時間割とか、
言われてみれば「あ!確かに時間だ!」
という感じ。
真ん中と左下の枠がなんなのかいまだにわかりません。
もうひとつ、動画だったので写真にはおさめていないのですが、
時計の盤面が曜日になっていて、
延々と針が回っている映像の下に、
サラリーマンの格好をした人が
月〜金までひたすら同じことを繰り返し、
土日は海辺でのんびり休み、
また月〜金まで同じことを繰り返す…
といった映像があって、
淡々としている分地獄すぎて怖かった。
きっと見る人によって思うことは違うんだろうなあとも。
体験型の展示は並ばなかった分ひとつひとつじっくり見られて、
満喫できました。
一周回って思ったのは、
デザインとは“ものの見方”
のことなのかなあ、ということ。
毎日わたしたちが見ている同じような景色や考え方も、
見方を変えたら少しは面白くなったり可愛くなったりするんじゃないかと。
ありきたりな感想かもしれないけど、
そんなことを考えていました。
そのあとは六本木に移動して、
“スヌーピーミュージアム”
へ。
めっちゃ青空!
オープンして最初の企画展が行われていた頃に行ったことはあったのですが、
9月に閉館してしまう前にもう一度行っておきたいと思って。
実は訪問する前日に町田市に移転するニュースがあったので、
これで最後というわけではなくなったのだけど。
初めてきたときとは内装がガラリと変わっていて、
さらに可愛くなっていて。
ピーナッツの漫画が所狭しと展示されていて、吹き出しの中は全部英語なのですが、
ちゃんと下に日本語訳も書いてあって、(しかも谷川俊太郎さん訳)
普通に声だして笑いながら鑑賞できました。
(ここまでは笑ってない)
すごく可愛いのにセリフはちょっと辛口で、
帰る頃にはスヌーピー以外のキャラクターも大好きになっていました。
でもやっぱり、スヌーピーが野うさぎちゃんたちとダンスしてる絵が一番可愛かった。
あとジョークでミッキーの話が出てくるところで、「いいんかい!」と思って笑った。
放送ギリギリな破天荒な言動をするお笑い芸人的なところがありました、スヌーピー。
可愛い。
アメリカのサンタローザの
スヌーピーミュージアムにも行ってみたくなっちゃう。
町田市に移転しても行きます。
入場予約券と交換でもらえるチケットに、
来場した日付と同じ日に新聞に掲載された4コマがプリントされていて、
これまた粋で「ひゃぁあ〜!」ってなりました。
こういうことです。
言葉で説明するのが難しい。(笑)
後ろは思わず買ってしまった東京限定のスノードーム。
スノードーム集めも趣味なのです。
久しぶりに美術館巡りができてとても楽しかった。
心と頭が満たされた気持ちになります。
1人で行くよりも人と行った方が感想が話し合えるからより楽しいですね。
1人で行くのもしっとりした気持ちなっていいけども。
帰りに大丸東京店の千疋屋でお茶。
桃のパフェ食べちゃった。
贅沢すぎて感動。美味しかった…
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