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紛争を回避しようとすればするほどかえって紛争を生みやすくする、という対人構造について
ここ数年痛感していることがあります。それは、医療者が紛争を回避しようとすればするほど、かえって紛争を生みやすくする、ということです。これはどういうことでしょうか?
こちらとしては精いっぱい頑張って医療を提供したとしたも、結果として患者さんにとって不幸な転機が訪れることはあります。また、良かれと思って行った医療で副作用が出現し、かえって患者さんにとって不利益になってしまうようなことがあります。そん
計画を共有するうえでの前提1:目標の共有
「関係性に基づく医療」のブログでこれまで繰り返し言ってきたことですが、患者自身や家族から医療者に対して疑義が発せられることを医療者は歓迎するべきです。医療コミュニケーションにおいて、軋轢が生じているならそのコミュニケーションはうまくいっています。反対に、患者や家族から「お任せします」と言われたら、そのコミュニケーションは破たんしていると考えるのがよいと思います。
今日の「あるあるカンファ」では、
愛するモノとの付き合い方について
もうお高い時計や楽器を買うことができる年になったのだけれど、27年前に買ったギターを今も使い続けています。
このギターはヴァレイアーツ Mシリーズという今はもう存在しないメーカーのストラトキャスターで、大学4年生の時に近くの楽器屋さんで一目ぼれして買いました。クリアな音は「カツーン」という音、ひずませると「ジャキーン」という何とも神経質な音がするのですが、それがずっと気に入っています。この27年
科学への冒涜者を集団で責め、追い込んでいくことについて
最近、市議や県議などが起こした「けしからん行い」が世の中を騒がせ、そして当事者は槍玉に挙げられた上ギリギリのところまで追い詰められるという状況が相次いでいます。
自分なりに解釈してみると、
1 「けしからん」行動をしたり、意見を発したりしている、そこそこ立派な立場にいる人物を発見
2 この立場の人がこのように「けしからん」ことをすることは「許せない」という感情が発見した人の中に浮かぶ
3 その