メタルコアベースにおける音作りの超基本ルール
結論
【音作りをするとき、インプットは同じにしよう】
ここでのインプットとは、入力する音(ベース本体の音)。
音作りをするときは「ベース弦の状態」を同じにしよう、という話です。
音作りに悩んでいる方にありがちなのが、
とにかく変化の多すぎること。
何も固定せずに音作りをしていると、良いことも悪いことも何が原因なのか見分けられません。
音をコントロールするためには、インプットを一定にすることが大切です。
音作り時に弦の状態を同じにしないとどうなるか。
▼例
半年張りっぱなしの弦に合わせたセッティングで、新品の弦を鳴らす
⇒トレブル・プレゼンスが出すぎになりがち
ザックリな例ですが、ようするに
音作りは、インプット(弦状態)の影響をとても受けます。
なので、音作りの迷いから抜け出すには、インプットを統一しましょう。
※注意
目的は「弦を毎回張り替えること」ではありません。
普段曲を合わせるだけの練習をするときや、家で何気なしに触る時まで、盲目的に新品にする必要はないです。
オススメは新品
もちろん、ベース弦へのスタンスは人それぞれ。
・何度かライブして、弦が死んできたら替える
・1ヶ月に1度変える
・切れるまで使い続けるのが漢
…などなど。
ジャンルによっては、ある程度期間が経って丸くなった音が好きな人もいます。それはそれで専門の方に任せるとして。
ただメタルコア系のサウンドメイクについては、
とにかく弦の状態を毎回新品(一定)にしましょう。
無論「分かるけどベース弦って高いよ」
という気持ち、痛いほど分かります。
その上で自分の場合は、
「新品弦で得られるサウンドの"もたらすもの"」
が「節約して浮く金額」を上回ると解釈しています。
綺麗事っぽいのは重々承知で書いてますが、
金銭面以外も含めトータルで考えて、
むしろ「張り替えた方が得する」という判断です。
まとめ
とにかくインプットを一定にすること。
そこが音作りのスタート地点。
音作りに悩んでいろいろ物色している方、
今買おうとしているそのエフェクターは、
「インプットのムラを調整するために」必要になっている可能性もあります。
ひとまずインプットを揃えてみてはいかがでしょう。
それでも毎回同じ問題(歪みノリが悪い/ブライト感が足りないなど)が出るのであれば、そこで初めて導入の検討を始めるべきです。
弦の張り替えで歪みのノリが改善されるなら、
弦の張り替えで欲しいブライト感が出てくるなら、
新しい機材は不要です。
今回はここまで!
ひたすらに続く、ベース追求道の一助となれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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