BUMP OF CHICKENで好きな曲ベスト10

ランキングっぽく10から始めてますが、順不同。数が分からなくならないように、つけただけです。

なんなら時期によってハマる曲が変わるので、あくまでも2021年1月18日のベスト10です。


10.ロストマン

・シンプルすぎるドラム(それが良い)
・0:57で入る謎の打楽器が好きすぎる
・歌詞が最高(100万回目)

ぶっちゃけ「作詞・作曲:藤原基央」の文字が見えた時点で全てが最高なんですよね。

ノーベル賞にアルペジオ部門があったら、確実に受賞間違いない。



9.才悩人応援歌

・歌詞が最高(100万1回目)
・イントロのリズムトリックが異常

バンプは引き算アレンジもスゴいが、足し算アレンジもスゴいのである。

比較的この頃までは、"極力ギターで"様々な音色を足していて最高。もちろんシンセを否定するつもりはないですが、僕はバンドサウンド型が好きなので。

最後の一音も、この発想力に感嘆。


8.ホリデイ

・頭から聴こえるタンバリン(かな?)が絶妙
・2:37~の抜きが最高
・ベースラインが秀逸


7.sailing day

・BPM190の王者といえばバンプ(そうなの?)
・シリウスもBPM190
・1:30から入るループフレーズが天才
・2:39~のハットカウントに上がる

好きすぎて、大変僭越ながらカバーを上げました。



6.GO

・1:05~このギターフレーズ天才。
・ほぼ一生同じ(四分)キックが大胆すぎる

リズムパターン的に大きな変化がないにもかかわらず、なぜか聴いてしまう。聴けてしまう。(良い意味で)恐ろしい曲。

(※別にリズムパターンの変化それ自体に良し悪しはないですが)

シンセなどバンドサウンド以外の音色にも必然性を感じる。ぼくは多少ピアノをやっていたからこそ思うのですが、ピアノ系のニュアンスって、ギターだと無理なんだよなぁ。

バンドサウンド以外の作り込みも含めあらためて、その天才性に感服した一曲。



5.fire sign

・ベースラインが良すぎる
・supernovaへの文脈的要素を感じる
・あと30分くらい尺あっても気づかずに聴ける

藤原氏がインタビューでも公言している、サザンロックからの影響を特に感じてひたすら上がります。スライドバーの使用がもろにそれ。

以下インタビューからの引用です。

その中で一番大きかったのがザック・ワイルドが組んだPride & Gloryっていうバンドですね。彼が「自分のやりたいのはサザンロックっていうジャンルだ」と明言してくれたので、「ああ、俺が好きなのはサザンロックだったんだ」って思って、そこを掘っていったんです。

「ザック・ワイルド」までで終えても良いのに、Pride & Gloryの名前を出すあたりが最高ですね。

個人的にもあのアルバムが好きなので、このインタビューで2万回うなずきすぎて首が筋肉痛になりました。ザック・ワイルドは言わずもがな、Brian TichyとJames LoMenzoのリズム隊が最高。

Brian TichyはStevie Salasと一緒にプレイしたりしてますし、James LoMenzoは後にMegadethに加入。名作『United Abominations』でプレイした名プレイヤーです。


4.ランプ

・2:43で一瞬だけハモるギターがヤバすぎる(芸が細かい)

1:21~からのビート感が好き。独特。バンプは二番のAメロでリズム隊が最高なパターンが多い気がします。先のカルマや、Title of mineとか。一番は歌とギターだけだったり、まだ全体がフルアクセル踏んでないからかな。

THE LIVING DEAD(CD)のブックレットには、各曲ごとにイラストが描いてありまして。どれもめっちゃ良い。中でもランプのそれは、特に印象的だった。


3.カルマ

・もはやメタル
・ベースラインが良すぎる
・1:11~オクターブ下(?)のボーカル重ねが天才
・2:26~歌をタメる(ジャストじゃない)のが熱い

人生における約3分30秒の使い方として、オススメの選択肢である(突然なんだ)。

こちらも好きすぎてカバーしました。



2.プラネタリウム

・曲が最高(2億回目)
・ベースラインが頭おかしい

もはやベースが「裏の歌メロ」といっても良いでしょう。だってベースラインを歌える。

何回聴いても、絶対に自分じゃ思いつけないベースライン。どうしたらこんなベースラインを作れるんだろう?


前述のインタビュー内でチラっと書かれているけど、The Beatlesのコピーをしてた影響なんでしょうか。ポール・マッカートニーのベースラインって、かなり独創的ですし。

で、おそらくポールのベースラインが独創的な理由は、ポールが元々ギターを弾いていたことに起因すると思います。が、また別の話になるので割愛……。



1.天体観測

学生の頃、コピバンで天体観測をやった。自分がベースを弾き始めたきっかけです。

当時はまだベースを弾いているだけでしたが、「こんなにギターを重ねて良いんだ!」という衝撃はかなり強く。バンドスコアには、明らかにギター2人では再現しきれない量のトラック数が書いてあって。

知らず知らずのうちに作曲綿でも影響を受けた次第。

ベースライン作りも、ほぼ全ての要素をこの曲から学びました。ハーモニクス、ハイポジション、スライド、グリス、横移動/縦移動、そして音の抜き方。そしてそして、ピック弾き(重要)。


だから後にリリースされた「Hello,world!」や「シリウス」みたいな規格外すぎるベースラインも、納得。

またまた誠に僭越ながらコピーしてみて、思う。天体観測のときにあった要素が、そのまま異次元に到達した印象です(もともと異次元だけど)。

……や、「シリウス弾いてるのにベスト10に入れてないのか」というツッコミはすいません。正直10曲に絞るのは無理です。

今回は勢いで10曲に絞ってみましたが、挙げた曲も挙げてない曲も、引き続きカバーして研究していきます。



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