音作りで悩む時間を減らす根本的な方法
結論:「自分が何を知らないのか」を知る
何を知らないのかを知ると、
・何を変えれば、音がイメージ通りになるのか
・何が原因で、音がイメージ通りにならないのか
が分かります。
"知らない"、は大きく分けて3種類。
1.知らないこと
2.知っているけど知らないこと
3.持っているけど知らないこと
この3つの"知らない"を”知っている"にして、
音作りに悩む時間を減らしていきましょう。
1.知らないこと
知らないことが多い状況で、イメージ通りに音が出ないのは当たり前です。
例:ライブ活動を行っている人は、次ライブする会場の
・アンプ
・キャビ
・DI
がどこのブランドの、どの製品か知っていますか?
「アンプやDIは自分のものを持ち込むよ」
という人は、会場にある
・スピーカーケーブル
・電源ケーブル
がどこのブランドのどんな製品か知っていますか?
そして
・当日のPAさん
はどんな人か知っていますか?
こうした「知らないこと」は全て、出音に影響しています。
2."知っているけど知らない"こと
・何度か出演したことのあるライブハウス
・いつものスタジオ
こういった場所なら、どんなアンプやキャビが置いてあるかは知っています。
では、その機材の
・経年具合
・購入は新品/中古どちらだったのか
・全てのツマミの機能
知っていますか?
※"実際の状態が良いか悪いか"は、ここでは関係ありません。
つまり、
何度も使っている機材でも、知らないことってあるよね
という話です。
※オススメ方法:機材のマニュアルを読むこと
一度も読んだことない人はぜひ目を通しましょう。
3."持っているけど知らない"こと
・自分のエフェクターボード
・自分のアンプ
これは、文字通りみなさんが持っている機材です。
では、たとえばその機材の
・ミドルのつまみが何Khzに効いているか
・EQ以外のスイッチが何hzに効いているか
・ラインアウトは、EQを通らずに出力されているか否か
…といった、細かい仕様はご存知でしょうか。
これが「持っているけど知らない」ことです。
※「持ってる機材でも知らないことってあるよね」という話。
4.まとめ
"知らないこと"、は3種類あります。
1.知らないこと
2.知っているけど知らないこと
3.持っているけど知らないこと
1つずつクリアにしていくことで、
音がより正確にコントロールできるようになります。
高い精度で音をイジれるようになれば、迷う時間も自然と減ります。
まずは"自分が何を知らないのか"、ぜひ考えてみてください。
生まれた瞬間からアンペグを使いこなせる人はいません。
知らないことはあって当たり前です。一緒に追求していきましょう。
今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご感想はTwitterでシェアしてくださると嬉しいです! https://twitter.com/Bitoku_Bass