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2022ー23 UEFAチャンピオンズリーグ グループD 第6節 マルセイユvsトッテナム 備忘録記事

マルセイユ1-2トッテナム

得点者(TOT)
54' 34クレマン ラングレ
90+5'  5ピエーミル ホイビュア

得点者(MAR)
45+2' 99シャンセル ムベンバ

両チームのフォーメーション

ハイライト

 引き分け以上でグループステージの突破が決まるトッテナムは、逆転での決勝トーナメント進出を狙う、マルセイユと対戦。

 前半からホームのマルセイユがボールを保持する入りとなる。CHのヴェレトゥが外に開いて4ー1ー5を形成。これにより、両WBが高い位置をとることが出来ていた。

 開始3分には、サイドチェンジを受けたタヴァレスからアリにアウトサイドでクロスを入れられると、走り込んできたサンチェス似合わされピンチを招いた。

 また、右WBのロニエも単騎で突破が出来る選手。対面のペリシッチがゴールライン付近で交わされて、ピンチになりかけるようなシーンもあった。

 トッテナムもいつものようなホイビュアが一列落ちるような形でビルドアップを行うが、あまり前進できるシーンは少なめといった感じであった。

 そんな中でムベンバと競ったソンが顔面を負傷。代わりにビスマが入り、フォーメーションを3ー5ー2に変更した。

 ビスマが入ったことでそこを経由しながら前進するパターンが増えた印象を受けた。ただ、サイドを抉ったあとにクロスに対する枚数が足りないなど、なかなかシュートシーンを作り出せず。

 一方でマルセイユも両サイドを活かしながらの攻撃を続ける。トッテナムもセセニョンとペリシッチのサイドを入れ換えるなどして対応。ただ、保持の面を見てもセセニョンの右WBはあんまり良くないかなと感じた。それに加えCBに入ったラングレも小回りの効くサンチェスには苦戦するシーンが多かった。

 すると迎えた前半のアディショナルタイム。コーナーキックのリスタートからムベンバに頭で決められ先制点を献上してしまう。

 後半に入り、セセニョンを下げてエメルソンを投入。これでビルドアップが少しシームレスになった印象を受けた。49分のエメルソンのロングボールに抜け出したベンタンクールなんかは良いシーンだったと思う。

 後半の頭に勢いに乗り始めたトッテナムは53分にペリシッチのFKをラングレが頭で合わせて同点とする。

 そこからはマルセイユの猛攻を受けるもトッテナムは自陣でブロックを組んでロングカウンターを狙う。ここで効いているのはやはりベンタンクール。素早い出足と鋭い読みでカウンターのスイッチをいれていた。

 あとはケインが決めるだけ!という局面を作り出すが、そこでの1点が遠かった。

 ラングレもボックス内ではサンチェスに苦戦するシーンが多かったものの、エリアの外では前向きの守備をしっかりやっていた。ここはダイアーよりも良い部分かなと個人的には思う(プレミアで勝てるかは微妙だが…。)

 終盤になり攻撃的な選手を次々に投入してきたマルセイユ。何度かシュートを打たれる場面を作られるが、DF陣が何とか凌いで後半アディショナルタイムに突入する。

 迎えた94分。デイビスの前向きの守備からカウンター。ボールを受けたケインが平行に走っていたホイビュアにパスを出すと、最後は強烈なシュートを叩き込んだ。

 決勝トーナメント行きを確実とする見事なカウンターを突き刺したトッテナムが見事逆転勝利。最後まで混線だったグループDを首位で通過した。

雑感

 前半の内容を見ても、良く勝てたな!という試合だった。グループステージの突破は引き分けでもOKかつアウェイゲームってのもあってか、前半はかなりスロースタートであった。対するマルセイユが勝利が絶対条件だったこともあり、そこで入りは呑まれた印象を受けた。

 ただ、後半は1点を取りに行かなければならないため、攻守に渡ってしっかり走るようになったのかなと思う。

 何はともあれ、こういうアウェイゲームを勝ちきったのと首位通過出来たことは素直に喜びたいと思う。

 ということでチャンピオンズリーググループステージ編は終わり。トーナメント編でお会いしましょう。

 さぁ2月までWOWOW解約だ。

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今回はおやすみ!

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