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2022ー23 UEFAチャンピオンズリーグ グループD 第5節 トッテナムvsスポルティング 備忘録記事

トッテナム1-1スポルティング

得点者(TOT)
80' 30ロドリゴ ベンタンクール

得点者(SPO)
22' 10マーカス エドワーズ

両チームのフォーメーション

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ハイライト

 勝てばグループリーグ突破が決まるトッテナムは、前回対戦で敗れたスポルティング・リスボンと対戦。

 この試合も自陣深くからビルドアップを試みるスポルティングとプレスをかけにいくトッテナムの構図になった。それでも3-4-2-1同士の対決になるため、比較的捕まえやすい時間は続いていた。

 スポルティングはCFのパウリーニョのポストワークを活かしながら、スピードのあるシャドーや高い位置を取る守田が関わるようなシーンを主な攻撃パターンとしていた。

 トッテナム側から見て脅威だったのはビルドアップからの疑似カウンターよりも、トランジション合戦になる場面。スピードのある前線にボールが入ると、ロングカウンター気味にゴールへ迫られるシーンが続いていた。

 対するトッテナムは奪ってからシンプルに長いボールを蹴る場面もこの日は多かったように思える。シャドーに入ったルーカスがケインが降りて生まれるスペースへランニングするのは良い形だったように思える。

 それでも先手を奪ったのはアウェイのスポルティング。自陣でのFKからゴアテスが見事な楔を入れると、落としたボールを引き取ったエドワーズがドリブルからゴール前に運び、エリアの外から強烈なシュートを突き刺した。

 1点ビハインドの後半、トッテナムはCHの脇に立つシャドーを経由しながら前進を試みる。そこからWBに繋いでクロスにまで行くも、中には合わない。

 セットプレーを交えながら押し込み続けるトッテナム。スポルティングの5バックの背中を取りながら押し込んで行くが1点が遠いまま時計の針だけが進んでいく。

 71分にはドハーティを下げてヒルを右のWBで投入。そこからチャンスを作ろうとするも、なかなかゴールに結び付かない。

 終盤守備固めをしてきたスポルティングに対しトッテナムは迎えた80分。コーナーキックに飛び込んだベンタンクールがアダンに競り勝ってゴール。ついに同点ゴールをあげる。

 そして後半アディショナルタイム。サイドチェンジに飛び込んだエメルソンの折り返しをケインが押し込んで逆転に成功。かと思われたが、VARの結果ケインの位置がオフサイドラインを越えておりノーゴールの判定に。

 その際に主審に対して異議を申したてた(恐らく暴言を吐いた)コンテが一発退場になり、後味の悪いまま試合終了となった。 

雑感

 ホームゲームかつ勝てば自力で決勝トーナーメントの進出が決まる試合で、引き分けに終わったのはあまりにも痛すぎる。

 後半にあれだけチャンスを作って1点しか入らなかったは正直寂しかったなと感じた。クロスからの攻撃の質が上がればもっと楽な試合だったのかなと思う。

 幸いなことにまだ首位に立てている。次はアウェイでマルセイユ戦。流石に最後は勝って決めたい。

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今回はおやすみ!

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