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能登、珠洲へ

夏の能登半島は、美しい日本海がさらに美しさを増して最もいい時期になります。とりわけおすすめなのが、珠洲市。能登半島国定公園にある見附島の美しく、迫力ある姿は一見の価値ありです。高さ28メートルの大きな岩がそびえ立ちまさに軍艦が停まっているようにも見えるので、軍艦島とも呼ばれています。浜から石が並んでいるので、引き潮の時は近くまで歩いて行けるのだそう。

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能登の夏祭りで有名なのがキリコ祭り。7月から10月まで催される祭りで、能登の137地区で行われています。能登、珠洲市のキリコを始め、石川県の能登地方(七尾市、輪島市、志賀町、穴水町、能登町)のキリコ祭りが2015年、日本遺産に「灯り舞う半島 能登 ~熱狂のキリコ祭り~」の名称で認定されました。キリコとは切子灯篭(きりことうろう)の略称で、代表的な形状は背の高い直方体で、前面は「キリコ吉祥文字」でそれぞれの願いや祈りを込めた文字を漢字3文字で描き、背面には「後美人」と呼ぶな美人絵(武者絵や風景画など)が描かれている。キリコは、担ぎ棒のついた大きな灯籠(御神灯)で、神社の例大祭時に神輿のお供として巡ります。とりわけ有名なのが宝立七夕キリコ祭り。見付海岸で行われる能登のキリコ祭りを代表する祭りです。鉦や太鼓を打ち鳴らして、担いだ大キリコが練り回り、沖の松明を目指していきます。夏の能登、本来ならぜひ観て欲しいのですが、今年は全て中止。来年は行ってみましょう。

珠洲には、他にも寺家キリコ祭り、蛸島キリコ祭りなども有名で、それぞれ期間や場所が違うので、よく調べてから行きましょう。

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