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初夏、自然が美しい大沼公園へ

ここは函館から25キロほど離れた大沼国定公園です。初夏の爽やかな空気を満喫しながら、雄大な自然を散策できるおすすめスポットで、大沼湖・小沼湖と北海道駒ケ岳の迫力ある光景が楽しめます。春には生命の息吹を感じる木々を見るのもよし、初夏の新緑を身体で感じる頃もよし、真夏の暑さから離れ涼しさを味わうのもよし、また秋、絶景の紅葉を観るのも最高です。

大沼の地名はアイヌ語の「ポロ・ト」に由来していて、ポロは「大いなる」、トは「湖沼」など「水溜まり」をいう意味だそう。寛永17年(1640年)に駒ヶ岳の大噴火でできた湖に126もここはの島が浮かぶ自然豊かな国定公園です。ここへ来たならぜひ遊覧船に乗ってみましょう。40分ごとに船は出ており、1周コースは30分ほど。水面が目線に近くなり、駒ケ岳がいっそう雄大に観えます。

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画像は5月初旬なのでまだ木々の芽が出ていませんが、初夏は緑がいっぱいで美しくなります。

たくさんある大小の島には橋を渡って散策できるのでのんびりと歩いてみるのもいいでしょう。散策路は4コース。それぞれ所要時間は異なり、15分~1時間ほどです。時間に合わせて、鳥の声を聞きながら様々な草花に出会ったりと、大沼の自然を満喫できます。また、あの名曲「千の風になって」の誕生モニュメントもあります。

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函館は元町やロープウエイなど観光コースも多いですが、ちょっと足を伸ばして大沼公園に行くのはどうでしょう。もしかしたらあのアカショウビンに会えるかもしれません。

アカショウビンは北海道に多く生息する鳥で、全長27cm。全身が鮮やかな赤褐色で、くちばしは一段と目立つ赤色をした美しい姿をしています。鳴き声は「キョロロロロ・・・」とだんだんと小さくなる特徴的な声をしています。辺りに響く鳴き声なのでいることはわかるのですが、なかなか姿を見ることができないのでも有名です。それだけにアカショウビンの撮影をするために何日もカメラを構えている人も少なくありません。下はアカショウビン。大沼ではありませんが。北海道の山に通ってついに撮影。

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