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香水の付け方のコツ

香水の付け方にはコツがあります。せっかく良い香りを身に纏うわけですから、上手な香水の付け方を覚えて、その香りを最大限活かしていきたいですよね。

というわけで今回は香水の付け方について、ちょっとしたコツをいくつかご紹介していきます。

とは言っても、ここで全ては書ききれないのでポイントを絞って説明していきます。

自分がつける香水の強さを知ろう

前にも説明したように、香水と一言で言っても、どれだけ香料の配合割合が高いかによってオードトワレやオードパルファムのように色々な強さの香水に分けることができます。

香水をつける際にはこの点をしっかりと意識することが重要です。元々香りが強い香水なのに、必要以上にベタベタ付けても、むしろ強くなり過ぎて周りから嫌がられます。

オードパルファムやパルファムのようにある程度香りが強く、肌に付けてからの持続時間も長い香水はたくさん吹きかける必要はありません。香りによっては、少ししか付けていないのに周りから「この人の香り強くてちょっとキツイな」と思われてしまうものもあるので注意が必要です。

オードトワレについては香りにもよりますが、少し付け過ぎてしまったくらいでも大丈夫。あ、でも同じ場所に何回も吹きかけまくるのはNGですよ。それよりは、体の要所要所、考えて香りを分散させることがオススメ。

香水をつける場所(部位)

では、体のどこに香水を吹きかければいいのでしょうか。それは「切ったらたくさん血が出る場所」です。

恐ろしいことを言うようですが、そのままなんです。切ったらたくさん血が出てしまう部位というのはつまり、血管が沢山通っているということですよね。血管がたくさん通っている部位はどこですか?いくつか挙げられそうです。

・首

・胸のあたり

・手首

大きくはこの3つでしょうか。このような血液がたくさん通っていて体温の高い部位は、香りが立ちやすいんです。

何も考えずにあらゆるところに付けるよりかは、このように付ける部位のターゲットを絞って付けたほうが効率よく香りが立ちますし、香水の節約にもなります。

上記3つの他にも、耳の後ろや腰、ひざの裏、太ももの裏なども体温が高くなりやすいのでオススメですよ。

[要注意]香水をつけない方がいい部位

ここまで簡単に香水をつけた方がいい部位について説明してきましたが、逆に香水をつけない方がいい場所も存在します。

それは、「体臭で臭くなりやすい場所」です。

これについてはすぐに思い当たりますよね。そうです。

脇(ワキ)です。

ワキの臭いは個人差はあれど、汗をかいたり蒸れたりして臭いが出やすい場所です。血管もたくさん通っていて温かく、香水を付ける場所にはいいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、体臭とあまりにも混ざりやすく、混ざったときには蒸れて最悪の汚臭を生み出すこともあるので絶対にやめた方がいいです。

ワキのように汗をかきやすく体臭が生まれやすい場所については、香りをつけるというより「清潔に保って消臭する」という方向に工夫するのが一番。こまめに制汗剤やタオルで拭くなどして汗が長時間留まらないようにし、臭くなるのを防ぎましょう。

つまり、この部位は香水の出番ではないというわけです。体臭については夏は特に気をつけてくださいね。

ワキの他にも、靴や靴下で蒸れやすい足につけるのもやめておきましょう。足の臭いと香水の香りが混ざると、とんでもないことになりますよ。

その他、香水をつける時のテクニック

基本的にはここまでで紹介したコツを意識すれば大丈夫。だけど、さらに上級者な付け方をしたい人には以下の内容も覚えておいておくといいですよ。

・手首などでこすりすぎない

これ、本当に多くの人がやりがちですね。香水を手首につけて両方の手首でグルグルゴシゴシと擦る。必ずしもダメだというわけではないのですが、先ほども言ったように香水は温度の高いところで立ちやすいという性質があります。

手首でこすると、当然、その部分に摩擦が生じて温度が上がるので、香りがすぐに立ってしまって長時間楽しめなくなってしまいます。

その香水本来の香りの立ち方をさせ、ふんわりと香ってほしいと思うのであればゴシゴシと摩擦はかけず、トントンと軽く叩く程度で香りを広げるのがベスト。

・ 香調を意識する

どこかの記事でもお伝えしたように、香水の香りは①トップノート→②ミドルノート→③ラストノート(ベースノート)という風に時間が経つにつれて少しずつ香りが変化していきます。香りがどのくらい変わるのかは香水によってもさまざまですが、これを意識すればかなり上級者な香水の付け方と言えるでしょう。

例えば、付けてから10分〜20分あたりだとまだ香りがかなり強い状態であることが多いためそれを見越し、人と会う前の30〜40分前につけて行く。というような感じです。

香水の性質を考えればあなたもすぐに上級者になれる

今回は香水の付け方のコツ・テクニックについて少しだけご紹介してきました。大事なのは「香水そのものの性質を考える」ということ。香水がどういう状況で香りが立ちやすいのか、どういう香りが入っていて、どういう香りの変化があるのかなど、少しでもいいので意識するだけで付け方が変わりますよ!


それでは今日はこの辺で。

また次回の記事でお会いしましょう。


SEE YOU AGAIN!!

#DESIMPROVON  BISOU


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