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音楽制作機材・ツール

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2023年に買った機材たち

NEUMANN KH80 DSP 最高の出会い。自室で鳴らし切る最終回答。 FOCAL Alpha EVO50 (値上げ前は)脅威のコストパフォーマンス iLoud Micro Monitor マイクスタンドをつけたら取れなくなって破壊! JVC HA-MX100V 超解像度高い!とかではないがバランスが素晴らしい AKAI MPC ONE 初めて使い続けられたグルボ Roland TR-8S リズムについて再考したい。来年のテーマ。 KORG NTS-2 映えは大事 KOR

AURALEX MoPAD は音にどのような効果をもたらすのか(計測あり)

追記)記事のアップ直後に右スピーカーの比較グラフに誤りがあることが判明して修正いたしました 部屋の片付けをしていたら、大昔に使っていたアイソレーションパッドのMoPADが出てきました。長らく使っていなかったのですが、そういえば「中域~低域の無駄な音の鳴りや振動をカット」という傾向は今回のFocal Alpha 50 Evoにぴったりではないかと思い、試してみました。 「低域を吸ってくれる(反面、音がやや平面的になる)」という評判はその通りで、これまで使っていたときも一定の

モニタースピーカー Focal Alpha Evo 50 レビュー

メイン環境のモニタースピーカーを変えました。 ずっとGenelec 8030だったのですが、 低音を突っ込んだ時にリアバスレフ特有の低音回り込み回避策を色々考えるのがしんどくなり始めてたこと 何でもタイトに気持ちよく鳴らし切ってしまう、ある種のまとまり感ゆえに、作曲時にジャッジを誤ることが少なくなかったこと これらが理由で、価格帯的にはグレードダウンなのですが、Focal Alpha Evo 50というエントリー機種をメインに据えることにしました。 8030は一旦サブに

2023年に向けたDAW中心制作環境の整備

昨年は色々と悩むところもあり、制作環境を一気に見直しました。 諸事情で1年がかりでハードシンセやグルボ系の機材をほとんど売ってしまったのですが、代わりにDAWでの制作をできるだけストレスなくできるように環境を整備しました。 特に③などは需要はあんまりないと思いますが、万が一同じようなことをしたいと思った人のために動作確認済み情報として残して置きます。 やったこと① WindowsからMacへのスイッチ 購入したのは16インチMacBook Pro(10コアCPU/16コア

Genelecスピーカー用の卓上スタンドを買ってみた(K&M 23275B モニタースピーカースタンド)

メインのモニタースピーカーにGenelecの8030BPMを使っているのですが、背面に固定して使う専用のスタンドを試してみたくて、以下を購入しました。 以前は普通に床に置くタイプのスピーカースタンドを使っていたのですが、ディスプレイアームを使って液晶ディスプレイを前面に引き出して使っているせいで、モニタースピーカーが液晶ディスプレイよりも後方に来てしまい、音がわかりづらなくなっていました。 そこで卓上タイプに変更すべく、余らせていたISO Acousticsのスタンドを使

Presonus FaderPort(2018)をBitwigで使うには

①Nextボタンを押しながら電源ON ②Solo、Mute、Arm、Bypass、Touchが点滅するので、使用したいDAWにあわせてモードを切り替える ・BitwigまたはCubaseならMCUモードでTouchボタンを押す ・同じくMCUモードでもLogicならMuteボタン、LiveならArmボタン ・ProtoolsだとHUIモードでTouchボタン ※ちなみにStudioOneでNativeモードのときはSoloボタン ③Bitwig側でコントローラーを追加 ・

MIDI鍵盤Nektar Technology IMPACT GXP61レビュー

Nektar Technologyの61鍵MIDIキーボードIMPACT GXP61を導入。 店頭で弾いてみた方が良いが、購入を検討している人の参考になればと一応レビュー(自分も店頭で試奏しました)。 いくつかの選択肢これまでRolandのA-49を使っていたが49鍵はちょっと厳しいなと思い始めて、同じセミウェイテッド鍵盤で61鍵の以下を検討。 Roland A-800PRO Native Instruments KOMPLETE KONTROL A61(またはS61)

CDを聴く環境<Marantz CD5001 + Cambridge Audio Topaz AM5 + JVC SX-WD30>

リビングでゆったりとCDを聴けるようにと、簡易なオーディオセットを組んでいたが、結局一年を通してほとんどそういう過ごし方をしないので、機器はそのままに自室で環境を再構築。 (どれも現行品ではないが)Marantz CD5001 + Cambridge Audio Topaz AM5 + JVC SX-WD30、という総額10万しないくらいの、オーディオ好きからするとなんてことない組み合わせだけど、CDの音がしっかり良いと感じられる。同じ曲をSpotifyから同時再生して切り

Behringer X-TouchがStudio Oneで動かなくなったら

Studio OneのアップデートやWindowsのアップデート(後者が多い)など様々なタイミングでよく動かなくなるので、本機にかかわらずごく一般的な対処方法だが整理しておく。 ■ハードウェア側でやること (本当はこの設定になっているはずだがおまじないで再度やる) ①チャンネル1の「SELECT」ボタンを押しながら起動する ※これでConfigモードに入る ②チャンネル1のエンコーダーを回してエミュレーションモードを「MC」にする(液晶に出る) ※StudioOneで使いた

デスクトップPCの電源スイッチが壊れたら

古いデスクトップPCのフロントパネル電源スイッチが壊れた。 何度も押し込まないと反応しなくなっていて、まぁ逆に何度も押し込めば動くのだが。 対処方法として ・分解して電源スイッチを修理(タクトスイッチを交換など) ・ケースごと買い換える があるけども、見た目にこだわらなければこうした外付けの電源スイッチがあるのを知り交換。 こういうやつです Ofelia PCケース 電源ボタン リセットボタン 移動可能 ボタン スイッチ YT810 ケーブルは付属のスロットカバーをPC

DTM用自作PC

先月、久々にDTM用の母艦PCを自作。 何年も前にCore i7 3770Kで自作をした後、母艦ごとMacBook Pro(2015 mid/Core i7 -4870HQ)に移行していたので、出戻り。 ざっと構成は以下の通り。 CPU)Intel Core i7 8700K CPUファン)DEEPCOOL GAMMAXX300 マザボ)MSI Z370 PC Pro ※本当はASRockにしたかったのを間違えた グラボ)以前の自作PCからNVIDIA GeForce GT