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【YOUTUBE】2時限目:資金調達は〇〇に気をつけて! – PART 2 –

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3. 出資者の選び方

しゅーへい:

エクイティファイナンスの質問なんですけど、株式として出資を募るとその出資した方の色がついちゃうと思うんですけど、その辺のメリットとデメリットっていうところを教えていただきたいです。

ヒデヨシ:

確かに、特に事業会社とかが出資でお金を入れてくれる場合っていう話は色がついてしまう可能性があるなと。

例えば出資者と同じ業界の競合のところがまた入れてくるかっていうとなかなかそれは難しかったり、逆に取引についても出資を受けた会社って基本的にその資本の繋がりがある会社との取引を優先させると思うので、それ以外の取引ってなかなか難しくなるんじゃないかとか。そういう話はやっぱりあるとは思います。

あと会社さんごとによってこっちの会社が出てたらうちは入れたくないとか、直接的な競合関係になくても、そういう関係値がやっぱりあったりするので、そういった話で言えば色がつくつかないっていうのはやっぱりあるかなとは思いますね。

なのである程度、その辺を気にする必要はもちろんあるんですけど、やっぱり初期段階で相手を選ぶとすると、この人と事業戦略的にパートナリングするのがいいのか悪いのかみたいなところが一番重要かなと思うので、そこは慎重に見極めた方がいいかなと思います。

(補足:出資については、色の部分も関係はしますが、誰がリードインベスターとして先陣を切って出資してくれるのかによっても資金調達可能な額、今後の資金調達は大きく変わる可能性があります。

リードインベスターが条件やバリュエーションなどを発行体である出資先の会社と交渉・相談し、リードインベスターの声がけなどで同様の条件でフォローと呼ばれる、その他多くの出資者が資本投下することになるためです。)

4. 出資持分の注意点

しゅーへい:

次ですね、株式の保有割合について、これぐらい持たれるとやばいよみたいな割合について聞いてみたいです。

ヒデヨシ:

これは本当にケースバイケースではあると思うんですけど、やっぱり50%以上取られるって経営権を取られると同じことなので、そこはやっぱり取られてはいけないところの一つなのかなと思います。

もう一つ言えば、33.4%、3分の1ですよね。3分の1以上で拒否権というものが生まれます。

拒否権って何かっていうと、会社の組織とか会社の重大なことに関する決議っていうのは株主総会の3分の2以上の同意が必要なのですが、3分の1以上持っていれば要はその決議ができないっていう話になります。

なので、ここもひとつ重要なポイントかなと。例えば、事業譲渡とかも株主総会の特別決議事項なので3分の2以上の同意がないと事業譲渡はできません。

そういった意味でも、拒否権を持っておられると、会社の大きなディシジョンメイキングっていうのに影響を及ぼす可能性があるので、ここはもう1つのポイントだと思います。

一般的な話でいうと、同じ条件で複数の投資家に入れてもらって、資金調達をするプロセスのこと1ラウンドって呼んでるんですけど、この1回のラウンドで20%以下にするっていうのは一般的に言われている話ではあると思います。

しゅーへい:

まとめると、資金調達に関しては、いろいろな方法があって、どこからお金を受けるかによって事業計画書の内容を少しずつ変えていく必要があるということですね。

あとは株式の方で出資してもらう場合っていうのは、株式の保有割合ということに気をつけながら出資してもらうと。

また、そこで大切になってくるのが誰から出資してもらうのかっていうところで、出資してくれる相手によっては競合だったり同業からの取引とか若干しにくくなるっていう部分もあるからそこに気をつけながら、出資してもらうっていうのが大事かなと思いました。

ヒデヨシ:

はい。ここは、資本政策というプロセスになると思うんですけど、資本政策って間違えるとやり直しがききません。

経営者としてやっぱりどうしてもやらなきゃいけない部分だと思うので、そこはしっかりと考えて、必要であればアドバイザーとかを使ってしっかりと相談しながら慎重に進めていくってのはやはり大事なところだと思います。

ありがとうございました!

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