見出し画像

のどに魚の骨は耳鼻咽喉科

最近のこと。

真ん中っ子が喉に魚の骨が引っかかって気持ちわるいといいました。

自分にとっても生まれて初めてのことで、何科を受診すべきかかわからなかったので、他の方にも知っていただけたらなと思い記事にしました。

平静を保とうとする心理

最初は「あらーやっちゃったな、しばらくしたら自然に取れるかな」くらいに落ち着いて構えていましたが、しばらくしても状態が改善する様子はなし。

明らかに呼吸はできているので、救急へ連絡という状況ではないけれど、年少未満児の訴える言葉だけで痛みの程度など症状を判断するのは難しい。

「落ち着いて、落ち着いて」と思うけれど、だんだんと不機嫌に泣き出した真ん中っ子の様子にこちらも焦りはじめ、次第に最初の冷静な心理状態は消え去っていました。

心配する一番上の子が、「口の中見せてー」と一緒に覗き込んでくるのも、私が焦るあまり邪険に扱ってしまい、一番上の子も不機嫌になる始末。もしここで末っ子が泣き出していたなら、私まで泣きそうです。

素人判断の処置は危険と知った

みなさんは以下のことは絶対に真似しないで、専門の病院などへ対応を相談して下さい。

•ご飯などの食事と一緒に骨を飲み込ませてみる

•飲み物を飲ませてしばらく様子を見る

素人判断の処置を行うも、結局、改善せず。

慌てて、ネットで対応方法を調べてみると、無理に骨を流し込ませようとする行為は逆に状況を悪化させてしまうこともある、といった情報もありました。

引っかかった当初のままであれば、ピンセットのような専用の医療用器具で除去できる場合もあるのに、無理に飲み込ませようとすると喉のさらに奥へ骨が引っかかってしまう事態になりかねず、最悪の場合は手術になるケースもあるというのです。

素人判断の処置を行ってしまいましたが、幸いにも多少泣きながらも比較的様子が落ち着いてきて、まめめも冷静さを取り戻す事ができました。

受診すべきか一瞬躊躇する

子供にあーんとしてもらい、口の中を覗き込こむと、喉(風邪などで赤く腫れる様子が見える部分)に骨らしき物がひっかかっているのが一瞬見えました。素人の目で見ても、受診が必要だと容易に判断できました。

ところが、そのあともう一度見ると骨らしき物が見えなくなってしまいました。骨が見えなくても、子どもは痛みや症状を大人のように言葉でうまく伝えることができないので、念のため受診した方が私は安心だと思い、受診しようと決断しました。

医療機関にかかる時、健康保険証とこども医療費受給者票を提示します。この時、医療費は国民の税金から出ているお金なのだと思うと、病院にかかる度にどこか申し訳なさを感じてしまいます。もちろん自分自身も税金を払ってるのですが、本当に病院へ行く必要があるだろうかと考えてしまうのです。だから、薬をもらったら出来るだけ最後まで飲ませるし、お薬手帳にも症状をメモしてあるので、飲み残してしまった薬も処方後の短期間内の物であれば使うことにしています。(※自己判断での薬の摂取を推奨するものではありません。薬の飲み方については、かかりつけの医師•かかりつけ薬局の薬剤師の方等へご相談ください。)

耳鼻咽喉科へ

朝食の時間の出来事だったので当然、診察時間前。焦りながら、祈るような気持ちで電話してみるも、当然つながらず。(診療時間を守ることは、働く者のひとりとしては長時間労働回避のためと理解し、電話が繋がらなくて逆に少し安心した面も‥)結局、病院の診察開始に合わせて受診し、無事に骨を除去してもらいました。

我慢させるのは心苦しかったですが、真ん中っ子の場合はパニックを起こす感じや一刻の猶予もないという様子でなかった事が幸いでした。むしろ、時間の経過と共に真ん中っ子の不機嫌さが消えていったので、こちらも油断して病院へ連れて行くのをやめようかと思ったくらいです。

魚の骨には注意する

幼い子供にとって危険とわかっている食物を不注意に口にさせてしまったことを猛省。プチトマトやナッツなどは窒息の危険があるため気をつけていますが、魚も一歩間違えれば命の危険につながる可能性があるのだと身をもって体験した出来事でした。

でも、魚は大好き‥

だから、食べない選択肢は取らないで、骨がある魚は安全に食べさせられる夕食時のみにしようと思いました。しらすとかツナ缶とか、鮭フレークといった骨の心配がない物を食べさせようと誓いました。

もし、休日や夜間だったら#8000へ電話

病気につきまとう不安は、昼夜問わず、平日休日もありません。特に月齢の低い乳児の場合は、症状が急に悪化するリスクなどが高く、大人ほど抵抗力も体力もないため、素人目には比較的軽度と思われる様子でも「入院してください」と言われることがあります。

今回の魚の骨事件、たまたま平日の朝の出来事だったのですが、夜や休日だったらどうすればいいんだろうと。

まずは夜間救急や休日診療へ連れて行くことを考えるのですが、もし、あと数時間で夜明けまたは平日となるのならば明日の朝まで様子を見てもいいんじゃないかとも思えて、悩んでしまうのです。

こういう場合、自治体からは、#8000に電話してくださいねと情報提供されています。#8000は「子ども電話医療相談」の電話番号です。夜間や休日に子どもの体調不良で受診に迷ったり、困ったりした時に相談することができます。まめめも、一度こちらへ電話した事がありますが、その時は残念ながら繋がらず、深夜あれこれ病院を調べるうちに、もう朝方近くなり通常の診療時間に受診したと記憶しています。

詳細を知りたい方はこちらhttps://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

※すみませんが、コピペして検索ください








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?