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感性、感覚、楽しい!で美容師をしていた私が色彩理論を学んだ

ご覧いただきありがとうございます。
パーソナルカラーリスト美容師の及川泰子(おいかわやすこ)と申します。

私のnoteは基本的には美容師さんやネイリストさん、アイリストさんなど美を提供する業界の人向けに書いてますが

これをきっかけにたくさんのご縁が出来ましたら嬉しく思います。

世の中には、もっと立派で精力的に活動しているパーソナルカラーリスト美容師さんはたくさんいらっしゃいますが

私なりの等身大でリアルな思いや気づきを発信していきますのでよろしくお願いいたします✂︎



自己紹介はこちら

【何だか】の正体

お客様のヘアカラーやメイク、着ている洋服を見て

何だか顔色がいい。

何だか顔色がよくない。

何だかあの人の雰囲気に合ってる。

そう感じる事があります。

ここで言う【何だか】って何でしょうか?

結論から言うと

色選びと配色のバランスです。


◆パーソナルカラーはご存知ですか?

パーソナルカラーとはお肌や瞳や髪の色に調和する色の事です。

様々な色布(ドレープ)を使って

色相、明暗、彩度、清濁の度合いから現れる顔色の変化を見極めます。

似合う色の範囲や調子(トーン)を身に着けることで

その人の魅力を引き立て美しく健康的で印象アップして見えます。

人によって似合いやすい色のバランスや質感、

コーディネート配色などは違います。

※パーソナルカラーの説明は一旦ここまでにしておきますね。

勘のいい美容師さんは【似合う】のだいたいの範囲は感覚的にわかってるし

お客様はきっと

スタイリストが提供するテイストやデザインが好きでリピートしてます。

それで信頼関係が成立してたら問題ないです。

でも私は

感覚頼りの会話を卒業したくて

ちゃんと理論的に説明できる美容師になりたくて

色彩理論とパーソナルカラーを学びました。

色を言葉で説明するのって案外難しいものです。

「カラフルなの可愛い!いい感じ!」

ではなく

「色の鮮やかさを【彩度】といいますが、

○○さんは色に負けずに華やかさが出てます。

濁りのないクリアな色ががお肌をツヤっと見せてとてもお似合いですよ」

どうですか?

だいぶ言葉の印象や厚みが違いますよね。



◆美容師がお客様のヘアスタイルを似合わせる時

お客様とのカウンセリングではどんな事を意識していますか?

  • お顔の雰囲気に調和させる

  • 普段のファッションやライフスタイルに合わせる

  • 周りにどんな風に見せたいか?見られたいか?で導く

  • 心に合わせる(気分とか感覚的なもの)

  • 今まで不評だったヘアスタイルから逆算する

  • 今のお悩みから改善策をご提案する

  • トレンド感をどこまでプラスαするかどうか

この辺りでしょうか。

でもお客様の悩みって本当に多岐にわたりますよね。

髪型だけじゃなく、時に深い話をしてくださることも多いです。

この状況を変えたい!生まれ変わりたい!って

強い意志でイメチェンを希望する方もいらっしゃいます。

私たちはその想いに応えたい!

叶えたい!と日々現場に立ってます。

その提案ツールの一つとして私は「色」を

カウンセリングに取り入れました。


何となく選んでいた色の意味が変わった

◆頭の中に色の物差しが出来た

色彩理論を学び始めたら見える景色が変わってきました。

何気なく見ていた世の中の色も

「色相は何かな?明度はどの辺?彩度は?クリア?くすんでる?」

そんな視点で見ています。

頭の中にある色の物差しを動かす感じです。

スタッフやお客様が着ている洋服と顔色を見て

パーソナルカラーを勝手に予測したり

配色のバランスなども見ちゃいます。

何となく選んでいた洋服の色も、意図的に選べるようになり

自分自身がご機嫌で過ごせるようになりました。

お客様へのアドバイスの幅は広がり喜ばれます。


◆まとめ

会話にパーソナルカラーや色彩理論を取り入れることで

デザイン提案に一つの【軸】が出来ます。

自分も発言がしやすいしお客様も納得感が得られやすいです。

結果、自信が出て仕事が楽しくなりました

仕事が楽しいって幸せなものです。


ご覧いただきありがとうございました!

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