DXとは

DXとは


DXは、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略語です。Transformationは「変容」という意味なので、DXを直訳すると「デジタルによる変容」となります。

トランスフォーマーは電車や車などからロボットへトランスフォームするアニメですが…

デジタル技術を用いることで、生活やビジネスが変容していくことをDXと言います。

デジタル技術 ⇒ ビジネスを変容(トランスフォーム)する

経済産業省のデジタルトランスフォーメーションを推進するための ガイドライン (DX 推進ガイドライン)Ver. 1.0によると、DXは以下のように定義しています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、
データとデジタル技術を活用して、
顧客や社会のニーズを基に、
製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、
業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、
競争上の優位性を確立すること。

デジタルトランスフォーメーションを推進するための ガイドライン (DX 推進ガイドライン)Ver. 1.0 P2より

DXはあらゆる業界で行われています。音楽業界では、レコードからCDへデジタル化し、配信へと業態が変わってきました。印刷業界では、1文字づつのハンコのような活版を組み合わせて文章をつくっていた時代からDTP(Desktop publishing)の時代に移り変わりました。

IT化とDXは違うのか?

IT化は今までの業務をデータ化することで業務が効率化するもので、量的変化、DXは、顧客サービスにおいて、データ化した業務が組み合わさり、より効率的になることで今までできなかったサービスができるようにしたり、気が付くことでよりよいサービスに変化するといった質的変化をいうようです。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?「DX=IT活用」ではない。正しく理解したいDXの意義と推進のポイント

単に効率化することを目的にするのではなく、何のためにIT化するか、どういう方向で改善し、サービスや業務にトランスフォーメーションを起こすのかというのがポイントとなります。

ちなみにサナギから蝶に変わるのは、完全変態(メタモルフォーシス)といいます(^^♪


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