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旧甲州街道ウォーク⑭ 上野原宿→鶴川宿

こんにちは、ばーどです。
2024年7月28日(日)、猛暑の休日。
旧甲州街道、峠以外の区間でこれほどアップダウン続くとは・・・。



1.原集落

小仏峠を越えた吉野宿から、相模川・桂川沿いの国道20号とその脇道を進んできましたが、上野原から鳥沢までの区間は、ひと山越えて北側のルート取りで進みます。

国道20号 上野原本町歩道橋の五差路
一番左の細い道が旧街道
原集落
大乗妙典廻国供養塔

大乗妙典廻国とは、法華経66部を写して日本の66の旧国(壱岐・対馬を除く)に納経する修行のこと。その達成者を供養する塔のようです。

木食白道上人加持水井碑

井戸が無かった原集落で、上人が加持祈祷を行って見事井戸を掘り当てましたとされ、その記念碑のようです。

たこ焼き、焼きそば、駄菓子、いろいろある店
ゆるやかな坂道を下る
この分岐は右の下り坂を進む
100mほど進みY字を右に
歩道橋に繋がりそのまま渡る
角には道標がありわかりやすい
歩道橋の降り口にも道標 左へ
歩道橋下を左へ

段丘の上にある上野原宿から下へ、下り坂が続きます。


2.鶴川

鶴川宿とその先の山々を望む

現代の道(県道)はつづら折りで下りますが、ショートカットする旧道は急な坂道と階段です。

右の細い坂道へ
向こうから下ってきた県道を横断擦る
険しい階段
県道に合流 右へ
鶴川橋を渡る

鶴川は桂川の小さな支流ですが、甲州道中唯一の川越しがあった川。
荒々しい川越し人足がいて、番人よりも怖かった、対立する豪族と繋がりがある客を川に突き落とした、などという話が残っています。
実際に見ると、きわめて普通の川です。

鶴川 上流を望む
鶴川 下流(桂川に合流)を望む 

3.<第十九番>鶴川宿

鶴川橋を渡るとすぐに碑がある

鶴川宿は小さな宿場ですが、鶴川が川留めになると賑わいを見せたとのこと。今はそのような雰囲気を感じさせない、山間の静かな集落です。

鶴川宿
昔ながらの家も残る
富田本陣跡 16:30
本陣跡の脇の坂を上る
坂を上り切り左へ
今度は上り坂が続く
Y字を右へ
民家の庭にもブドウ
Y字に合流 右へ
集落の中を進む
ようやく陽射しが和らいできた
森の中の急カーブ
カーブの出口地を振り返ると木標

本陣跡の辺りからだいぶ離れますが、鶴川宿の西口はこのあたりになるのでしょう。

上野原宿→鶴川宿
 距離 1.8km
 所要 35分(休憩除く)

鶴川宿の西端が、思いのほか坂を上がり切ったところにあるので、次の野田尻宿まではほぼ平坦だろう、と予測。
本日最後の区間を目指します。

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