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#02 “自己開示”する相手と何処で出会う?


・街中で仲間と笑顔で楽しんでいる人達
・同じ趣味仲間と楽しんでいる人達
・SNSにブログや動画を好きに書いて撮って発信している人達

これらの人達が、羨ましいとも思いつつ、妬む気持ちも抱えて、今日も「嫉妬」がひどい。数年前までの私の感情です。

なぜ、自分はできないのだろう好きなことさえ隠し、コソコソやっているのだろう。

状況を変えたい本・動画・ネットを、読んで観て調べ「自己開示」の重要性は、理解したものの初めの一歩が踏み出せません。

身近な人達や親にでさえ本心での「自己開示」ができなかった私にとって他人への「自己開示」は、恐怖でしかありませんでした。

この頃の私が、唯一心を許し本心での「自己開示」ができたのが妻でした。

妻と、接するように“自然に、さまざまな人に自分を開示できたら、生きやすいだろうと感じモヤモヤしていた私が、とある本の一節に目が釘付けになります。

偶然ですが、その本の著者が「講演会」を開催することを知ります。

しかし今までセミナー・講演会などに、参加したことがない私には「コンフォートゾーン」を出る行為そのものでした。

思い切って参加してみると、同じ考えを持つ人々がたくさんいて、仲良くなりたいという気持ちが湧いてきます。

ところが、そこから先どう進めるべきかが分からずに時間が過ぎていきます。

講演会の2か月後に、「著者のコミュニティー」が結成されることを知ります。これだ!「コンフォートゾーン」を出る決意をし、参加申込みをします。

初回は「オンライン開催」で、お正月と言うこともあり、参加者が、今年の目標を公言する内容でした。

私の目標は「もっとコンフォートゾーンを出る」さっそく参加者の前で、身近な以外には言ったことがない小さな情報である鉄道趣味を 「自己開示」します

講演会で感じた方向性・考え方が同じな人達なうえに、利害関係もない心理的安全性が保てる場であるからこその「自己開示」でした。

いくら心理的安全性があるとはいえ、約100人の前での「自己開示」は不安感も強かったのですが、発言を終えて、ふとコメント・チャット欄に目を向けます。

「私も言えなかった・素敵な趣味ですね」と書かれており、自分に肯定的な人がこの世にいるんだと「人間不信」が、少しずつ影を潜めていきました。

この「自己開示」がきっかけになり、鉄道仲間もでき、今では一緒に出掛ける仲になっています。

好きなことを「自己開示」しても、否定されることなく逆に、興味関心が同じ人が自然と集まってきました。

今、思えば出会ったころから、嫌われる感覚が何故かなく、毎日一緒に居る妻は、心理的安全性が確保できていたからこそ、心を許し本心での「自己開示」ができたのかも知れません。

身近な関係性から一歩出た場で、自分を肯定してもらえたことで「自己開示」が徐々にできるようになります。今では、このコミュニティー・仲間が、私の「安全基地」になりました。

とは言え「安全基地」でも全ての人と、気が合うわけではありません。嫌われたらどうしょうこの感情が出てきた時はこの法則を思い出すようにしています。

総務省統計局によると2023年現在日本の人口「約1億2000万人」とされています。

私は「自己開示」が怖くなった時には、法則と共に、この「数字」を意識します。

嫌い1.自分のことを嫌いな人=1,200万人
好意2.自分に好意を抱いてくれる人=2,400万人
中立7.自分に対してプチ好意派の人=8400万人

法則は全ての人に当てはまるそうです。もちろん、赤ちゃんも含まれていますが、どんな人にも2,400万人の人が、自分を好いてくれ、さらに8,400万人の人は実害がない。

わずか1,200万人の批判を気にし「自己開示」せず、出会いを逃していては機会損失も大きいですよね。

いかがでしたか?
こじつけでしょうか?

みなさんにも必ず存在する「安全基地」に出会い「小さな情報」から少しずつ「自己開示」をすることで、誰しも波長の合う人達と必ず出会えると私は、自身の経験から断言できます。

#03 “自己開示”が自分語りになっていった

#00 序章(プロローグ)自己開示の力

参考図書 ・山浦一保著 『チームが変わり生産性が劇的に上がる! 心理的安全性の築き方見るだけノート』 ・樺沢紫苑著『ストレスフリー超大全』

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