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#29 「睡眠時刻表」で最高の睡眠とパフォーマンスを!

「不規則勤務」を続けていると、「睡眠時間」の調整が難しくなり、悩みの種となることがあります。

「睡眠」の問題に取り組む中で、多くの本を読みましたが、その中でもよく見かけた内容が--

・睡眠時間は8時間確保しよう
・毎日決まった時間に寝よう
・窓から入る朝日で自然と目を覚まそう

この「方法」を採用できれば、ベストでしょうが「不規則勤務」なゆえ、現実的には「不可能」です。

しかし「今」の環境を嘆いているだけでは「睡眠」は悪化する一方です。

とある「本」に書かれていた「睡眠負債」と言う言葉が、とても印象に残っています。

私は、日々の「睡眠不足」が、蓄積していくことで、「行動」のパフォーマンスが大きく減少していました。

睡眠時間が足りないことによって、簡単には解決しない深刻なマイナス要因が積み重なっていくという意味を含んでいる。
 
いってみれば、きづかないうちにたまる眠りの借金、それが睡眠負債なのだ

西野 精治著『スタンフォード式 最高の睡眠』より引用

それでは、「何時間睡眠」が、「行動」を阻害しない「ベスト時間」なのでしょうか。

どんなに少なくても「6時間」はほしいいし、「健康」で「パフォーマンス高く」仕事をしたい人は「7時間以上」寝てください。
 
世界中で様々な睡眠研究がされていますが、そのほとんどが「睡眠時間6時間以下」とそれ以上を比較しています。

樺沢紫苑著『ブレインメンタル強化大全』より引用

毎日の「睡眠時間」だけは、確保していくことで、「パフォーマンス」は確実にアップします。

そこで私が、「睡眠改善」のために考案し実践していた「睡眠時刻表」を、ご紹介します。

「バス運転士」は勤務終了から次の出勤までの時間を「継続8時間以上(2023年現在)」設けると定められています。

私の勤務していた会社は、「バス業界」の中では、この内容でも勤務体系が相当「ユルイ」ほうです。

「8時間」を逆手にとり、「連日8時間」だけの開放時間で勤務を指定する「バス会社」もあるそうです。

「連日7時間以上」「睡眠」をとれているように見えますが、あくまでも「達成目標」です。

「早出居残り増務(残業)・遅番前や仮眠時の講習」それに「公休出勤」などがあり、「自分時間」は減っていく一方なのが現実です。

そんな現実の中で、私は「7時間睡眠」をいかに確保するかを「意識」していました。

【睡眠時刻表を作る】
 
ポイントは「起床時間」から逆算し「就寝時間」を定めます。
 
「開放時間」から「睡眠時間7時間」を引き、あまった時間を「自分時間」に充てていました。

「俯瞰(ふかん)・全体像」として見ることにより「自分時間」をきちんと「把握」でき、何も「行動」できないという焦りも減ります。

さらに「睡眠時間」を良好にすることで、少ない「自分時間」「最高のパフォーマンス」で過ごすことができました。

「不規則勤務・シフト勤務」には、会社・業界により様々な「パターン」がありますよね。

みなさん、それぞれの「状況」に沿った「睡眠時刻表」を作成してみてはいかがでしょうか。

「バス運転士」以外に、「駅員」時代、過去に「看護師」さんとお付き合いしていたので、そのころを思い出しながら作成したので「参考」にして頂ければと思います。

「公休日から公休日」の間だけの「睡眠時刻表」でも効果は絶大です。

少しの時間を投資して「睡眠時刻表」を作成し、次の休みまで「ベスト睡眠」「最高のパフォーマンス」を手にいれてみてはいかがでしょうか。

今回のおすすめ本

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