「Nフォント」のちょっと注意したいお話

ちょっと前に、フォントのバージョン「文字セット」について紹介しました。(フォントの種類について、モリサワの記事を参考にリンクします)

日本語のデジタルフォントには、この文字セットに加え「Nフォント」と呼ばれるタイプのフォントがあります。

さてこの「Nフォント」、特に文章の本文で使う時には、少し注意したいことがあるんです。
簡単ですが紹介動画を作りましたのでご覧ください。10分弱くらいの動画です。

またまたモリサワからの引用で恐縮ですが、「Nフォント」についての参考記事として、以下もあわせてご覧ください。

例えばワタクシの場合、新規レイアウトには、まずNフォントを選ぶようにしています。
ですが、書籍のリニューアル等、既存のデータや原稿から改版する時は、Nフォントにすべきかどうか、事前に客先に確認しながら進めています(レイアウトだけでなく、チェック作業の手間やコストもかかりますから…)。

最近リリースされるフォントは、Nフォントとして提供されるケースが多いようです。そのため,知らずにNフォントを使っていた…、なんてこともあるかもしれません。

動画のように「ちょっとコワい話」ではありますが、あらかじめ「こういうことが起こりえる」ということが分かっていれば、それにあわせた対処もできますから、あまり心配しすぎなくても大丈夫です。

関係者とよくご相談いただきながら、状況にあわせて上手に使い分けてみてくださいね。

(「教室のお知らせ」2021年9月号より一部編集して掲載)


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