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まいにちもじぐみ

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InDesignなど「DIY的DTP」のための本づくりのあれこれ。 よろしくお願いします。
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#Indesign

InDesign|〈4〉テキストの流し込み

今回のお題は「文章を組んでみる」の4つめのポイント、「〈4〉テキストの流し込み」です。前回作った本文フォーマットにテキストを読み込む手順を見ていきます。 作例動画7分38秒くらいからの内容です。このシリーズも今回で一区切りになります。 ちなみに出版・印刷界隈では、原稿をフォーマットに落とし込むことを「流し込み(ながしこみ)」と呼びます。「テキストの流し込み」「本文を流し込む」みたいな感じでやりとりすることが多いです。なので本稿もそのように書いています。 今回は主に次のような

InDesign|〈3〉ページ番号を配置する

さて今回は、「文章を組んでみる」の3つめのポイント。 「〈3〉ページ番号を配置する」を見ていきましょう。 作例動画の4分15秒くらいからの内容です。 この記事ではInDesignの機能を使ってページ番号を表示する手順を見ていきます。 ちなみに出版/印刷業界では、ページ番号のことを「ノンブル」と呼ぶのですが、この記事ではInDesign の機能名にあわせて「ページ番号」と呼ぶことにします。 また、この作例では本文の下にページ番号を配置していきます。 それでは工程を見ていきまし

InDesign|〈2〉文章が入る範囲を決める:後編 フレームグリッドの配置と設定

やっとこ更新です。お待たせしました。 引き続き「文章を組んでみる」の4つのポイントについて、テンプレートを作りながら進めていきますね。 今回は「〈2〉文章が入る範囲を決める」の後編です。 前編では、文章が入る基本範囲として「レイアウトグリッド」を設定しました。後編では、実際にテキストデータを流し込む枠組みを作ります。前に述べた「これからやること」の残り2つの工程です。 まず、テンプレートのマスターページにテキストを流し込む「フレームグリッド」を配置します。次に、文章のボリ

InDesign教室はじめました

お久しぶりです。 コロナ第2派が心配なこの頃ですが皆さまお元気ですか? このたび、まなびのマーケット「ストアカ」でInDesign教室をはじめました。名付けてストアカ版「InDesignで本づくり教室」。 なぜ「ストアカ版」かと申しますと、元々この教室を提供していたネットサービスがコロナの影響で終了することになりまして。……う〜ん。 ……まあ、この時期しんどいのはどこも同じですから仕方が無いですね。 むしろ新しい機会が訪れたのだ、と前向きに捉えたいところです。 そんな

InDesign最初の難関? ─「レイアウトグリッド」と「マージン・段組」の話─

みなさん、こんにちは。 引き続き「文章を組んでみる」の解説を更新したいところ、真に恐縮なのですが、折悪しく諸々立て込んできておりまして……。 閑話休題……という案配で申し訳ないのですが、関連した話として、今回は別の場所で「レイアウトグリッド」と「マージン・段組」について書いた記事を転載してみます。 新規ドキュメント画面にわざわざ2種類の設定を設けているのは何故だろう?……というお話。 以前の記事に重複する内容もありますが、よかったら参考としてご覧ください。 以下転載記事で

InDesign|〈2〉文章が入る範囲を決める:前編 レイアウトグリッド設定

引き続き「文章を組んでみる」の4つのポイントについて。 動画で使っている InDesign の機能をもう少し詳しく見ていきます。 今回は2つ目のポイント〈2〉文章が入る範囲を決める について書いてみます。動画の1分25秒〜4分15秒までの内容です。 このパートは少し込み入っているので2回に分けてお送りします。 文章で説明すると長くなっちゃいますが、動画の通り、実際には2〜3分程度の手順です。 参考書代わりに必要な部分のみ読んでいただければと思います。 というわけで、まず

画面の基本と「ページパネル」のこと等々

さて引き続き「文章を組んでみる」の4つのポイントについて紹介しておりますが……、その前に! 初めてInDesignを使う方のため、まず画面の基本などを紹介しなければ!……と気がつきました。すみません。 実際の手順に入る前にワンクッション。前回作ったドキュメントを見ながら、InDesignの画面について確認していきましょう! あわせまして……。この次の工程〈2〉文章が入る範囲を決める がちょっと込み入っているので、これからやること をまとめておきます。 料理の前の下拵えのよ

InDesign|〈1〉新規ドキュメントを作る

前回の「文章を組んでみる」でお話しした4つのポイントについて。 それぞれに必要な機能を各論的に、もう少し詳しく解説してみます ……とはいえ、各論的に書き始めると記事が長くなりそうです。 お急ぎの方は目次から、必要な部分のみご覧ください。 また、本稿は初心者向けの記事になります。使っているInDesignのバージョンはCC2020です。お含み置きください。 何かしらお役に立てれば幸いです。 今回は4つのポイントの1つ目、〈1〉新規ドキュメントをつくるについて書いてみます。動

InDesign|文章を組んでみる

InDesignは「本」のレイアウトに特化したソフトです。「ページレイアウトソフト」とも呼ばれています。 本をレイアウトすることを「組版(くみはん)」と呼ぶことがあります。活版印刷の頃、金属活字を組み合わせていたことに由来するようです。 そこから、InDesignで文章などをレイアウトすることも「組む」と表現することがあります。 と言っても、これまで使ったことがない方には、どんなことができるのかイメージしにくいかもしれません。 試しに、InDesignを使って文章のみのシ

InDesignとパソコン環境のこと

本業と並行しながらInDesignなどの個人レッスンを行っています。 まったく初めてだったり、経験者の方など、業種も年齢も様々な皆さんがお困りのことを一緒に解決していくオーダーメイドのレッスンです。 その中で、パソコン環境についてご相談を受けることがあります。 初心者の方に多いこの質問について、私の考えをまとめてみます。 必ずMacを使わなければいけない理由は無いまず1つ目の質問について。少なくともInDesignに関して言えば、必ずMacを使わなければいけない理由はま

「まいにちもじぐみ」について

はじめまして。吉野章といいます。 フリーランスのデザイナーで、本をつくる仕事をしています。 書籍など、本の誌面をつくることを「文字組」(もじぐみ)と呼ぶことがあります。仕事がらほぼほぼ毎日文字を組んでいることから「まいにちもじぐみ」というタイトルをつけてみました。 文字組をするときに使うのは、Adobe InDesign(アドビ・インデザイン)。 書籍や雑誌などの「本」を、パソコンでデザインしたり、レイアウトするためのアプリケーションです。 「まいにちもじぐみ」では、この