僕は、雪をずっと見てられる人間になった。1月25日
開いていただきありがとうございます!
よく「デザートは別腹」と言いますが、あれ、実際に別腹らしいです。
満腹でも、今から食べるものがスイーツであると脳が認識すると、お腹に空白を作るみたいで、その分食べられるとのこと。
それを聞いて思うのが、例えばカレーでも、脳がスイーツと「認識」さえすれば、食べられるんじゃないかと。
噂によると脳はアホらしいので、相当強く信じ込めば、騙すことが可能と聞いたことがある。
この理論を証明すべく、今度やってみようと思います。
しかし雪がすごい。
こんなに降り積もってるのを見るのはいつぶりだろうか。
今日、朝ごはんを食べながら雪が降るのを見て思った。
「おれ、雪ずっと見てられる」
4年前デイサービスで働いている時、仲良くさせてもらっていた中田さん(仮名、84歳女性)が、雨の送迎中、
「私、雨は嫌いやけど、家の中から降ってるのを見るのは好きやねん」
と言ったことがある。
共感はできなかったが、窓際で雨をずっと見ている中田さんを想像すると可愛かったし、なんか素敵だなと思った。
雨を見て何を感じているんだろう。それから中田さんの感性に興味を持ったのを思い出した。
そして4年の時を経て、中田さんの気持ちが分かった気がする。
一粒だけ極端に大きな雪、急下降する雪、落ちずに再び舞い上がる雪。積雪に加わっていく雪。
何が面白いのかわからないが、ずっと見てられるのだ。
きっと中田さんも、雨を見ながらそんなことを感じていたのだろう。その話が出来ていればなと、今になって、当時の未熟な自分が悔やまれた。
たかが雪で感じたことがあるのは、僕も少しは成長したのかもしれない。そしてまだまだ、多くのものを見て気づくことがあるはずだ。
感性の肌感を磨き、またこうして書いていきたいなと思ったのでした。
読んでいただきありがとうございました!
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