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【あおさぎ。の地鳴き】競争心の欠片

「ふじかぐやの湯」で一っ風呂浴びて、大広間で昼食を食べていたときのこと。キッズコーナーで幼い兄弟の「仮面ライダー」ごっこ…「戦い」が繰り広げられていた。

お兄ちゃんも弟もどっちも「仮面ライダー」だから、(お兄ちゃんの気遣いはあるけど)一向に勝負が決しない。その様子に微笑ましさと、不意に野生動物の子育てが重なった。動物達は兄弟間で遊びながら狩りの練習をするけれど、こういうところで狩りの技術と闘争心や競争心が育まれる。私達ヒトの場合も動物達と同じく、幼い頃の「戦い」が競争心を育んだりするのかな?
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生き抜くことが厳しい動物達と自分達の競争心を全くの同じとして考えることが間違いなんだけど、あの時、私にもう少しだけ競争心があったなら、違った人生になったかもしれない。思い返せば、小さい頃に弟達と「戦い」はあまりしてこなかった気がする。そしてその後の人生は競争よりも協調・マイペース・凪(なぎ)を優先・選択してきた気がする。あぁそうだ、ライバルって存在がいなかった。

いや、そうでもないか。ライバルはいつも傍らにいるね、過去の自分自身だ。反省と後悔をミドルネームに持つ彼を超えるべく、競争心の欠片に時折着火して戦い続けてる。勝敗は、最近ちょっと負け越してるかな。
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マイペースな内なる競争心の欠片、これからも続く長い「戦い」のために巧く使っていきたい。新たな自分に、変身!

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