高学歴の人間がアホだということを露呈した記者会見。幼稚園児の方がマシな答えを出すよ!

総理大臣が原油高騰と物価高を反映しての経済対策を説明した。
はっきり言うと「何もしない」。説明が抽象的で何を言っているのかがお馬鹿な私にはさっぱりわからない。苛つく。我慢して再び見る。「さっきと同じ言葉喋ってるじゃねぇか。」とテレビを壊したくなる。

ガソリン価格の高騰は1リットル当たりで168円を上限とするために補助金を出すのだと。失策だった補助金事業をまたやるのだから懲りないな。と思う。

168円は現状の単価であり、それを苦しいと言っているのだから、二重取りの税金を解決すればいいだけの話だ。勿論、この税金が東日本大震災の復興財源となっていることは承知している。しかしその復興財源を確保しつつ財源を担保するために補助金を出すと言うなら、直接税の税率は上昇する。国民生活はアップアップする。この未来予想図が全く描けていない。これが東京六大学出の人間の想像力なのかと思うと、愕然とする。経済対策とやらを実行しても、消費は益々落ち込み、景気が冷え切ってしまい、経済は鈍化して円が外貨と比して安くなる。負のスパイラルが起こる。

いっそ思い切って減税の期間を設けて、経済の血の巡りをよくすればいいだけの話で、しばらく財源は貧しくはなるが、景気が好循環した時に、増税をすればいい。それに補助金は交付するのにえらい時間がかかる。審査が必要になる。莫大がコストがかかる。面倒くさい。即効性はない。

日銀もアホアホで、インフレ率に気を取られたから円安にかわった。意地でも金利を上げないで、新たな経済局面に対して「守株」的な立場をとっている。

記者の質問も「補助金の出所は?」と突いた記者ぐらいしかいなかった。骨太の経済対策やらにツッコミを入れずに外交面はどうなのか。と、国民の窮状を全く反映していない。

今の総理は悪いが目の前の火事を消すために消化器を1000本使って消している。だが延焼は防げない。手っ取り早いのは速攻で消してくれる大型ポンプ車を呼べばいい。その勇気がないのだ。119番に電話をかけるのは幼稚園児でもわかる。でも呼ばない。なぜか。プライドだろう。周りに噂されるのが怖いのだ。

そして総理にまつわる人間のアホっぷりが露骨に出た。何だか日和見主義で、ロシアとさして変わらない日本の政治に失望以上の寒気を感じてしまうのだった。

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