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かわいい子どもなんだよね。

こんにちは。BiotopiaのAyaです!
先日、とある織物工場さんの取締役さんとお話しした時にとってもほっこりしたことを書こうと思います。
ひょんなことからご紹介を受けた工場さん、とても素敵なものづくりをされていて、私自身もすっかりこの工場さんの製品の虜になってしまったのですが、
製品を作るときにどーしても出てしまう不良品についてお話ししている時、
「糸が飛び出ちゃった売れない子も、販売できる品質の子もどっちもとっても可愛い私たちの子どもなんだよね」とお話ししてくださいました。

この表現を聞いて、私はびっくり。
私も企画した商品のことを「この子」と呼ぶからです。
ものではなく、一種の生き物というか人間のように感じているんだと思うのですが、無意識に「この子」と呼んでしまいます。
他にも前に勤めていた会社の先輩には「今日も一日お疲れ様。ありがとう。」と言いながらお洋服をたたむ人もいました。
この子達がいるから私たちもご飯が食べていける、生活がしていける。という感謝の気持ち。
そして、いい人に貰われて欲しい、というちょっとした親心。
皆さんは、ものが物質以上の存在に感じる瞬間ってありますか?

なんでもすぐに手に入ってしまう世の中で、その製品がどのように作られたか、その製品に対して思いを馳せることが難しくなっていますが、それがものを大事にする、ということなんじゃないかな。と思っています。

皆さんも「この子」と呼んでいるものに気づいたら、ぜひ教えてくださいね。
ではまた!


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