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飼育日記「めだかのきもち」 ㉟冬眠開始🦐ヌマエビの仕事

今年初めて零下の今朝、カルキ抜きの為にベランダに出しているプラ鉢が10センチの結氷。メダカ鉢の蓋を開けると、水温は0度でも結氷無し。発泡スチロールの威力はすごい。

これで、冬越しの懸念のすべてが無くなった。

昼頃水温が少し上がると、冬眠中の成魚もゆらゆらと顔を見せるが、色がくすんで、秋までの黒々と艶めいた姿は、見る影もない。

子の世代は低い水温でも元気だ。様子を見て、少しだけパラパラと餌を撒く。

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窓際で朝の水温16℃、昼20℃以上を維持しているガラス鉢では、ヌマエビも水中を移動したり、浮き草の裏に取り付いてホジホジしたり、すこぶる元気。

今、4匹のヌマエビが抱卵して、重そうなお腹を物ともせず動き回っている。どれも20個位の卵が透けて見えるから、そのうちまたどっと数が増える。

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生まれてくるからには、天寿を全うしてほしい。春になったら外でのびのびしてもらおう。

ヌマエビの仕事は、水草の根に歴然と現れる。

浮き草(アマゾンフロッグピット)のひげ根は、水に浮かべておくと数日で茶色の苔が付いて見苦しくなるが、ヌマエビが同居していれば、いつまでも透き通ってきれいによく伸びる。

室内で冬眠しない稚魚と、冬も繁殖旺盛なヌマエビたちが飼育の楽しみをつないでくれる。窓辺のメダカは銀色に輝いて健康そのものである。

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